.\"(c) Copyright 1992 by Panagiotis Tsirigotis .\"(c) Sections Copyright 1998-2001 by Rob Braun .\"All rights reserved. The file named COPYRIGHT specifies the terms .\"and conditions for redistribution. .\" .\" $Id: xinetd.log.man,v 1.1.1.1 1999/10/12 17:28:59 bbraun Exp $ .\" .\" Japanese Version Copyright (C) 2003 System Design and Research .\" Institute Co.,Ltd. All rights reserved. .\" .\" Translated Feb 24, 2003 by .\" System Design and Research Institute Co.,Ltd. .\" .\"WORD remote end 相手側ホスト .\"WORD bracket 角括弧 .\"WORD identification daemon ident デーモン .TH XINETD.LOG 5 "28 April 1993" .SH 名前 xinetd.log \- xinetd サービスのログ形式 .\" *********************** DESCRIPTION **************************** .SH 説明 サービスへのアクセスが試みられたときに、サービスの設定によって いろいろな程度でのログ出力を行える。 そのサービスに対するログ出力が有効になっていれば、 .B xinetd は下記の形式で 1 行のログエントリを生成する (全てのエントリには、最初にタイムスタンプがつく)。 .sp 1 .RS \fIentry\fP: \fIservice-id\fP \fIdata\fP .RE .LP .I data は .I entry に依存する。 .I entry には以下のものがある。 .RS .TP 12 .SB START サーバが起動されたときに生成される .TP .SB EXIT サーバが終了したときに生成される .TP .SB FAIL サーバを起動できなかったときに生成される .TP .SB DATA サーバの起動に失敗し、サービスが .I RECORD ログオプションをサポートしているときに生成される .TP .SB USERID .I USERID ログオプションが指定されていれば生成される .TP .SB NOID .I USERID ログオプションと .I IDONLY サービスフラグが指定されていて、 かつ相手側ホストが誰がサービスにアクセスしようとしているかを 識別できなかった場合に生成される .RE .LP 適切なログオプションを使用している場合に、角括弧の内側に現れる 情報について以下に述べる。 .LP .I START エントリでは次の形式である。 .sp 1 .RS START: \fIservice-id\fP [pid=%d] [from=%d.%d.%d.%d] .RE .LP .I EXIT エントリでは次の形式である。 .sp 1 .RS EXIT: \fIservice-id\fP [\fItype\fP=%d] [pid=%d] [duration=%d(sec)] .RE .sp 1 .I type は .SB status と .SB signal のどちらかである。 数値は、終了ステータスか、プロセスを終了させたシグナル番号のどちらかである。 .LP .I FAIL エントリは以下の形式である。 .sp 1 .RS FAIL: \fIservice-id\fP \fIreason\fP [from=%d.%d.%d.%d] .RE .sp 1 .I reasons には以下のものがある。 .RS .TP 15 .SB fork ある連続した回数、フォークに失敗した(回数は設定可能なパラメータである)。 .TP .SB time 時間チェックに失敗した .TP .SB address アドレスチェックに失敗した .TP .SB service_limit そのサービスに対する同時サービス数(instances)の制限を越えた .TP .SB process_limit フォークしたプロセス数が制限を越えた .RE .LP .I DATA エントリは以下の形式である。 .sp 1 .RS DATA: \fIservice-id\fP \fIdata\fP .RE .sp 1 ログ出力される .I data はサービスに依存する。 .RS .TP 12 .SB login remote_user=%s local_user=%s tty=%s .TP .SB exec remote_user=%s verify=\fIstatus\fP command=%s .br .I status には以下のものがある。 .RS .TP 10 .I ok パスワードは正しかった .TP .I failed パスワードが正しくなかった .TP .I baduser そのようなユーザは存在しない .RE .TP .SB shell remote_user=%s local_user=%s command=%s .TP .SB finger .I 受け取った文字列 または .I 空行 .RE .LP .I USERID は以下の形式である。 .sp 1 .RS USERID: \fIservice-id\fP \fItext\fP .RE .sp 1 .I text は相手側ホストの ident デーモンからの返事のうち、ポート番号を除いたもの である(ポート番号は返事に含まれている)。 .LP .I NOID は以下の形式である。 .sp 1 .RS NOID: \fIservice-id\fP \fIIP-address\fP \fIreason\fP .RE .\" *********************** SEE ALSO **************************** .SH 関連項目 .IR xinetd "(1)," .IR xinetd.conf (5)