.\" SPDX-FileCopyrightText: 1990 - 1994 Julianne Frances Haugh .\" SPDX-FileCopyrightText: 1997 Kazuyoshi Furutaka .\" SPDX-License-Identifier: BSD-3-Clause .\" .\" Translated Fri Feb 14 23:06:00 JST 1997 .\" by Kazuyoshi Furutaka .\" Modified Tue 16 Sep 2002 by NAKANO Takeo .\" $Id$ .\" .TH CHSH 1 .SH 名前 chsh \- ログインシェルを変更する .SH 書式 .TP 5 \fBchsh\fR [\fB\-s\fR \fIlogin_shell\fR] [\fIuser\fR] .SH 説明 \fBchsh\fR はユーザのログインシェルを変更する。 これによって、ユーザがログインして最初に実行されるコマンドが決まる。 一般ユーザは自分のアカウントのログインシェルのみを変更できる。 スーパーユーザは全てのアカウントのログインシェルを変更できる。 .PP ログインシェルは、 コマンド名が \fI/etc/shells\fR に記載されていればなんでも良い。 スーパーユーザの場合はこの制限はなく、いかなる値でも指定できる。 機能を制限されたログインシェルを用いているアカウントからは、 ログインシェルを変更できないかもしれない。 この理由から、 \fB/bin/rsh\fR は \fI/etc/shells\fR には書かないほうが良い。 誤って機能が制限されたシェルに変更してしまうと、 ログインシェルを元のものに戻せなくなってしまうからである。 .PP \fB\-s\fR オプションを指定しなかった場合は、 \fBchsh\fR は対話的に動作する。 ユーザの現在のログインシェルを表示し、新しい値の入力を促す。 設定値を変更するなら新しい値を入力し、 現在の値を使うなら空行のままリターンキーを押せばよい。 現在のシェルは \fB[ ]\fR 記号の間に表示される。 .SH ファイル \fI/etc/passwd\fR \- ユーザアカウント情報 .br \fI/etc/shells\fR \- 指定できるログインシェルのリスト .SH 関連項目 .BR chfn (1), .BR passwd (5) .SH 著者 Julianne Frances Haugh