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DH_AUTO_CLEAN(1) Debhelper DH_AUTO_CLEAN(1)

名前

dh_auto_clean - ビルド後、自動的にビルドディレクトリを消去する

書式

dh_auto_clean [build system オプション] [debhelper オプション] [-- パラメータ]

説明

dh_auto_clean はパッケージビルド完了後に自動的にディレクトリを消去しようとする debhelpr プログラムです。このプログラムはパッケージのビルドに必要なビルドシステムを割り出し、それに適したコマンドを実行する事で消去を行います。例えば、Makefile が存在し、かつ、そのファイルの中に distclean, realclean, clean ターゲットが存在する場合、make を実行することにより消去を行います (あるいは、MAKE 環境変数が設定されている時も同様です)。もし setup.pyBuild.PL が存在するのであれば、これらを実行してパッケージビルドディレクトリを消去します。

このコマンドは約 90 %のパッケージにて動作するように作られています。もし、うまく動作しないようなパッケージに遭遇した場合、間違った clean ターゲットを使おうとしてしまうような場合、dh_auto_clean をまったく使わずに、手動で makeclean を実行するのをお勧めします。

オプション

"ビルドシステム用オプション" in debhelper(7) には、よく使われるビルドシステムと、制御オプションが列挙されています。

params を実行するプログラムに渡すには、dh_auto_clean に通常指定するパラメータの後に、params を指定してください。

参照

debhelper(7)

このプログラムは debhelper の一部です。

作者

Joey Hess <joeyh@debian.org>

2024-08-31 13.19~bpo12+1