HINSI.DATA(5) | File Formats Manual | HINSI.DATA(5) |
名称¶
hinsi.data 品詞管理ファイル(hinsifile)
形式¶
/usr/local/lib/wnn/ja_JP/hinsi.data
機能¶
- このファイルは、幹語品詞に関する情報を管理するためのものです。
幹語品詞に関する情報は、全ての辞書と接続情報ファイルの間で共通でないと
いけないので、このファイルを勝手にエディットすることは許されません。
(もし、勝手に変更すると、古い品詞管理ファイルを使用して作成した辞書、
及び接続情報ファイルの品詞番号の意味が、異なったものになってしまいます)
このファイルに定義されている順番に、品詞、複合品詞に番号が割り当てられ、
その番号は、辞書、品詞ファイルを作る時、及びサーバ、クライアントで番号
から品詞名を引くため、及び、複合品詞に対しそれを構成する品詞の集合を引
くために用いられます。
この割り当てられる番号は
0
からの昇順になっています。
このファイルに対して許される操作は、新しい品詞及び複合品詞をファイルの
最後に付け加えることと、”@”のみからなる行を品詞、複合品詞の定義に置き
換えることだけです。エントリの削除は決してしないで下さい。
”@”は、そこの品詞名は定めないが、取り敢えず領域を取っておくことを意味
します。
このファイルの各行の品詞のフォーマット
品詞
複合品詞/品詞:品詞:...:品詞という形式をしています。ただし、複合品詞の定義で現れる品詞は、 それより前に品詞として定義されていなくてはなりません。また、 同じ名前を持つ品詞、或いは複合品詞が存在していてはいけません。 ”;”に出合うと、行末までコメントとして無視されます。
(例)
先頭 ;文節先頭
名詞 ;これは、名詞が 8番であることを意味しています。
一段
一段名/一段:名詞 ;これは複合品詞
@
@このファイルに関する情報(品詞番号から品詞名を引く、あるいは、複合品詞に 対しその構成要素を引く)は、ライブラリによって提供されますので、クライア ントプロセスから参照できます。
28 January 1992 |