GFARM2.CONF(5) | Gfarm | GFARM2.CONF(5) |
NAME¶
gfarm2.conf - Gfarm設定ファイル
DESCRIPTION¶
gfarm2.confファイルは、gfarmプログラムの設定ファイルです。 サーバー・プロセスであるgfsdは、デフォルトでは、 この%%SYSCONFDIR%%/gfarm2.confを設定ファイルとして参照します。 メタデータサーバー・プロセスであるgfmdは、%%SYSCONFDIR%%/gfmd.confを 読み込みます。gfmd.confの形式は、gfarm2.confと同一です。 なお、設定内容が読み込まれるのは起動時だけなので、 設定内容を変更した場合、サーバーを再起動する必要があります。
アプリケーションプログラムは、環境変数GFARM_CONFIG_FILEで 指定したファイルと、%%SYSCONFDIR%%/gfarm2.confを、設定ファイル として参照します。この二つのファイルでは、環境変数GFARM_CONFIG_FILEで 指定したファイルの設定の方が先に読み込まれます。 どちらの設定ファイルも、同一の文法で記述します。 同一の指定文が複数あった場合には、先に指定されていた方が優先されます。 環境変数GFARM_CONFIG_FILEが設定されてない場合、代わりに ユーザのホームディレクトリにある.gfarm2rcファイルを使用します。
gfarm2.confは、一行に一文の形式で設定します。 ただし、行末に文字``\''を記述することによって、行を継続させることが できます。また、文字``#''から行末までは、コメントとして扱われ、無視 されます。
ホスト指定¶
引数として、ホスト指定を記述できる文がいくつかありますが、 この場合、ホスト指定には、下記のいずれかを記述できます。
III.JJJ.KKK.LLL
III.JJJ.KKK.LLL/MM
domain.name
.domain.name
*
LISTENER
文¶
文には、下記の種類があります。
include パス名
例:
include /etc/gfarm2.common.conf
include_nesting_limit 制限値
例:
include_nesting_limit 30
spool gfsdスプール・ディレクトリ
例:
spool /var/spool/gfarm
spool_server_listen_address IPアドレス
例:
spool_server_listen_address 192.168.121.1
spool_server_listen_backlog 数
クライアント数の多い環境では、システム制限値を上げた上で、この値を増やしておくことを推奨します。
この文はgfarm2.confのみで有効であり、gfmd.confでは無視されます。
例:
spool_server_listen_backlog 128
spool_server_cred_type cred_type
サーバ側でこの指定を省略した場合、サーバをroot権限で起動した場合は ホスト証明書を用います。またサーバを一般ユーザ権限で起動した場合は ユーザ証明書を用います。
クライアント側でこの指定を省略した場合、サーバがホスト証明書を利用している と仮定してサーバ認証を行います。このためサーバをクライアントと同じユーザ 権限で起動している場合、クライアント側では、下記の一行を設定して おく必要があります。
例:
spool_server_cred_type self
指定可能なcred_typeとしては、 「self」、 「host」、「user」、 「mechanism-specific」があり、 spool_server_cred_serviceおよび spool_server_cred_nameと組み合わせて 下記のように用います。
self
host
これは、GSSAPI (RFC2743/RFC2744)のGSS_C_NT_HOSTBASED_SERVICEに 対応する機能です。
例:
spool_server_cred_type host spool_server_cred_service host
user
ユーザ名と証明書のDistinguished Nameの対応をとるため、 ``/etc/grid-security/grid-mapfile''を用います。 このため、このファイルが存在しなかったり、あるいはこのファイルに登録 されてないユーザは、この機能を用いることができません。
これは、GSSAPI (RFC2743/RFC2744)のGSS_C_NT_USER_NAMEに対応する機能です。
例:
spool_server_cred_type user spool_server_cred_name guest
mechanism-specific
これは、GSSAPI (RFC2743/RFC2744)でName TypeとしてGSS_C_NO_OIDを 指定した場合に対応する機能です。
例:
spool_server_cred_type mechanism-specific spool_server_cred_name "/O=Grid/O=Globus/OU=example.com/CN=John Smith"
spool_server_cred_service cred_service
spool_server_cred_name cred_name
spool_server_back_channel_rcvbuf_limit サイズ制限値
この文は gfsd が参照する gfarm2.conf のみで有効であり、 クライアントや gfmd.conf では無視されます。
例:
spool_server_back_channel_rcvbuf_limit 16384
spool_server_read_only_retry_interval 秒数
デフォルトは 60秒 (1分) です。
この文は gfsd が参照する gfarm2.conf のみで有効であり、 クライアントや gfmd.conf では無視されます。
例:
spool_server_read_only_retry_interval 600
spool_check_level レベル
例:
spool_check_level disable
spool_check_parallel 並列度
デフォルトでは spool_check_parallel_per_capacity を用いて 並列度を自動的に決定します。
この文はgfsdが参照するgfarm2.confのみで有効です。
例:
spool_check_parallel 16
spool_check_parallel_max 並列度
デフォルトは64です。
この文はgfsdが参照するgfarm2.confのみで有効です。
例:
spool_check_parallel_max 128
spool_check_parallel_per_capacity バイト数
デフォルトは64TiBです。
この文はgfsdが参照するgfarm2.confのみで有効です。
例:
spool_check_parallel_per_capacity 10T
spool_check_parallel_step 数
デフォルトは 1 です。
この文はgfsdが参照するgfarm2.confのみで有効です。
例:
spool_check_parallel_step 16
spool_base_load CPU負荷
例:
spool_base_load 1.0
spool_digest_error_check 有効性
このオプションはgfsdノード(ファイルシステムノード)でのみ有効です。 デフォルトはenableです。
例:
spool_digest_error_check disable
metadb_server_host gfmdホスト名
この設定は必須です。
例:
metadb_server_host ldap.example.com
metadb_server_port gfmdポート番号
例:
metadb_server_port 601
metadb_server_cred_type cred_type
metadb_server_cred_service cred_service
metadb_server_cred_name cred_name
metadb_server_listen_backlog 数
この文はgfmd.confのみで有効であり、gfarm2.confでは無視されます。
例:
metadb_server_listen_backlog 128
metadb_server_max_descriptors 数
この文はgfmd.confのみで有効であり、gfarm2.confでは無視されます。
例:
metadb_server_max_descriptors 262144
metadb_server_stack_size バイト数
たとえば、CentOS 5/i386の場合、デフォルトのスタックサイズは10 MiBです ので、このパラメータでスタックサイズを256 KiBに抑えると、gfmdのスタック が消費する仮想メモリ空間のサイズを、1/40に減らすことができます。
この文はgfmd.confのみで有効であり、gfarm2.confでは無視されます。
例:
metadb_server_stack_size 262144
metadb_server_thread_pool_size スレッド数
この文はgfmd.confのみで有効であり、gfarm2.confでは無視されます。
例:
metadb_server_thread_pool_size 16
metadb_server_job_queue_length キュー長
この値は metadb_server_remover_queue_length + (simultaneous_replication_receivers + 1) * ファイルシステムノード数 よりも大きな値に設定する必要がありますので、 ファイルシステムノード数が 754 を越えた場合には、設定が必須となります。
デフォルト値は16000です。
この文はgfmd.confのみで有効であり、gfarm2.confでは無視されます。
例:
metadb_server_job_queue_length 21664
metadb_server_remover_queue_length キュー長
この文はgfmd.confのみで有効であり、gfarm2.confでは無視されます。
例:
metadb_server_remover_queue_length 40
metadb_server_remove_scan_log_interval 秒数
この文はgfmd.confのみで有効であり、gfarm2.confでは無視されます。
例:
metadb_server_remove_scan_log_interval 86400
metadb_server_remove_scan_interval_factor 数字
この文はgfmd.confのみで有効であり、gfarm2.confでは無視されます。
例:
metadb_server_remove_scan_interval_factor 2
metadb_server_heartbeat_interval 秒数
Gfarm-2.3.0まではこの文はgfmd.confのみで有効であり、gfarm2.confでは 無視されていましたが、Gfarm-2.4.0以降はgfsdもこのパラメータを利用し gfmd停止を検知するため、 gfarm2.confとgfmd.confの両方で指定する必要があります。
例:
metadb_server_heartbeat_interval 180
failover_notify_delay 秒数
この文はgfmd.confのみで有効であり、gfarm2.confでは無視されます。
例:
failover_notify_delay 5
metadb_server_dbq_size キュー長
この文はgfmd.confのみで有効であり、gfarm2.confでは無視されます。
例:
metadb_server_dbq_size 65536
metadb_server_back_channel_sndbuf_limit サイズ制限値
この文はgfmd.confのみで有効であり、gfarm2.confでは無視されます。
例:
metadb_server_back_channel_sndbuf_limit 16384
metadb_server_nfs_root_squash_support 有効性
sharedsecret 認証を行なう Gfarm ユーザーのホームディレクトリを、 no_root_squash エクスポート・オプションなしの NFS を用いて共有している場合、 enable にしておく必要があります。 デフォルトはenableですが、利用環境が許すのであれば disableに変更すると、 gfmdのCPU負荷を若干低減できます。
この文はgfmd.confのみで有効であり、gfarm2.confでは無視されます。
Example:
metadb_server_nfs_root_squash_support disable
ldap_server_host LDAPサーバー・ホスト名
例:
ldap_server_host ldap.example.com
ldap_server_port LDAPサーバー・ポート番号
ldap_server_hostを指定する場合には、 この設定は必須です。
例:
ldap_server_port 602
ldap_base_dn LDAP_base_distinguished_name
ldap_server_hostを指定する場合には、 この設定は必須です。
例:
ldap_base_dn "dc=example, dc=com"
ldap_bind_dn LDAP_bind_distinguished_name
例:
ldap_bind_dn "cn=gfarmuser, dc=example, dc=com"
ldap_bind_password password
例:
ldap_bind_password "secret-ldap-password"
postgresql_server_host PostgreSQLサーバー・ホスト名
例:
postgresql_server_host postgresql.example.com
postgresql_server_port PostgreSQLサーバー・ポート番号
postgresql_server_hostを指定する場合には、 この設定は必須です。
例:
postgresql_server_port 602
postgresql_dbname dbname
postgresql_server_hostを指定する場合には、 この設定は必須です。
例:
postgresql_dbname gfarm
postgresql_user user
例:
postgresql_user gfarm
postgresql_password password
例:
postgresql_password "secret-postgresql-password"
postgresql_conninfo connection_info
例:
postgresql_conninfo "sslmode=require connect_timeout=30"
auth 有効性 認証方法 ホスト指定
第1引数の有効性部には、enableないしdisable キーワードを指定します。 第2引数の認証方法部には、gsi、 gsi_authないしsharedsecret キーワードを指定します。 第3引数には、ホスト指定を記述します。
この文は複数指定可能です。各認証方法ごとに、先頭から順にホスト指定に 適合するかどうか調べ、有効であるとの指定に適合した場合、その認証方法が 利用候補になります。有効であるとの指定に適合しない場合や、あるいは 有効であるとの指定に適合するよりも前に無効であるとの指定に適合した 場合、その認証方法は、候補になりません。
この指定は、サーバー側とクライアント側の両方で解釈され、 双方ともで有効になっている認証方法のみが用いられます。
認証方法が異なるものに関しては、指定の順序は意味がありません。 複数の認証方法が候補となった場合、sharedsecret、 gsi_auth、gsi認証の順序で試みます。
Gfarmのコンパイル時にglobusとのリンクを指定しなかった場合、 GSIは利用できません。この場合、gsiおよび gsi_auth認証の指定は単に無視されます。
この設定は必須です。
例:
auth disable sharedsecret 192.168.0.100 auth disable sharedsecret 192.168.0.101 auth enable sharedsecret 192.168.0.0/24 auth enable gsi_auth 10.0.0.0/8 auth enable gsi *
この例では、ホスト192.168.0.100と192.168.0.101の2つのホストを 除いた192.168.0.0/24ネットワークに属すホストには sharedsecretとgsiの両方を、 10.0.0.0/8ネットワークに属すホストにはgsi_authおよび gsiの両方を、 それ以外の全てのホストにはgsi認証のみを試みます。 すなわち、ホスト192.168.0.100と192.168.0.101の2つのホストは、 gsi認証のみを試みることになります。
shared_key_file パス名
digest digestタイプ
digestタイプとして disable と指定した場合は、チェックサム計算を抑制します。
この文はgfmd.confのみで有効であり、gfarm2.confでは無視されます。
注: たとえこの設定でチェックサム計算を有効にしても、 ローカルホストの gfsd が管理するファイル複製にクライアントがアクセスする 場合には、そのままではチェックサムが計算されません。 これは、デフォルト設定だと gfsd のみがチェックサム計算を行なうのに対し、 ローカルアクセスについては、クライアントがファイルを直接読み書きするためです。 ローカルアクセスについてもチェックサム計算を行うためには、 direct_local_access文でdisableを指定して、 ローカルアクセスの場合の直接読み書きを抑制するか、 あるいは client_digest_check文でenableを指定して、 チェックサム計算をクライアント側でも行なうようにする必要があります。
例:
digest md5
directory_quota_count_per_user_limit 数
デフォルトは 100 です。
この文はgfmd.confのみで有効であり、gfarm2.confでは無視されます。
例:
directory_quota_count_per_user_limit 1000
directory_quota_check_start_delay 秒
デフォルトは60秒です。
この文はgfmd.confのみで有効であり、gfarm2.confでは無視されます。
例:
directory_quota_check_start_delay 120
directory_quota_check_retry_interval 秒
メタデータ更新は通常連続して起きるため、間隔をおかずに再開しても すぐにまた中断し結果を捨ててやり直すこととなり集計作業が無駄になります。 また無駄な集計処理のために、並行して動作する replica_check の実行が きわめて遅くなります。 このパラメータに従って再開までに間隔をおくことにより、その問題を緩和します。
デフォルトは60秒です。
この文はgfmd.confのみで有効であり、gfarm2.confでは無視されます。
例:
directory_quota_check_retry_interval 120
quota_check_retry_interval 秒
メタデータ更新は通常連続して起きるため、間隔をおかずに再開しても すぐにまた中断し結果を捨ててやり直すこととなり集計作業が無駄になります。 また無駄な集計処理のために、並行して動作する replica_check の実行が きわめて遅くなります。 このパラメータに従って再開までに間隔をおくことにより、その問題を緩和します。
デフォルトは60秒です。
この文はgfmd.confのみで有効であり、gfarm2.confでは無視されます。
例:
quota_check_retry_interval 120
max_directory_depth 数
デフォルトは100です。
この文はgfmd.confのみで有効であり、gfarm2.confでは無視されます。
例:
max_directory_depth 200
sockopt オプション[=値] [LISTENER | ホスト指定]
第2引数に全て大文字でLISTENERを指定した場合、 サーバー側(着呼側)のソケットに指定するオプションになります。 この場合、通信する相手に関係なく、 一律にソケット・オプションが設定されます。
第2引数にホスト指定を記述した場合、クライアント側(発呼側)の ソケットに指定するオプションになります。この場合、通信する相手毎に ソケット・オプションを変えることができます。 なお、第2引数に"*"と記述すると、クライアント側(発呼側)の全ての ホストを意味することになり、サーバー側(着呼側)には適用されません。
第2引数を省略した場合、サーバー側とクライアント側の両方で、 全ての通信相手に対して同じソケット・オプションを設定します。
指定可能なソケット・オプションには次のものがあります。
debug。setsockopt(2)システムコールで、SO_DEBUGソケット・オプションを指定します。値を記述する必要はありません。
keepalive。setsockopt(2)システムコールで、SO_KEEPALIVE ソケット・オプションを指定します。値を記述する必要はありません。
sndbuf。setsockopt(2)システムコールで、SO_SNDBUF ソケット・オプションを指定します。値の指定が必要です。
rcvbuf。setsockopt(2)システムコールで、SO_RCVBUF ソケット・オプションを指定します。値の指定が必要です。
tcp_nodelay。setsockopt(2)システムコールで、TCP_NODELAY ソケット・オプションを指定します。値を記述する必要はありません。
例:
sockopt tcp_nodelay 192.168.0.0/24 sockopt sndbuf=1048576 10.0.0.0/8 sockopt sndbuf=1048576 LISTENER sockopt rcvbuf=1048576 10.0.0.0/8 sockopt rcvbuf=1048576 LISTENER
known_network ホスト指定
複数のネットワークを指定する場合は、以下のように複数回指定します。
known_network 192.168.0.0/25 known_network 192.168.0.128/25
network_receive_timeout 秒数
Gfarmクライアントプログラムが指定した時間待ったもの、gfsd から のデータがまったく届かなかった場合は、その gfsd との通信を中止し、処理 を継続させるべく他の gfsd サーバとの通信を試みます。
gfmd が指定した時間待ったもの、gfsd からデータがまったく 届かなかった場合、その gfsd との通信を中止して、その gfsd はダウンした ものとみなします。
network_send_timeout 秒数
データが指定した時間以上送信できない場合、その通信を中止し、再接 続を試みます。
admin_user ユーザ名
admin_user_gsi_dn DN
local_user_map ユーザマップファイルパス名 [ホスト名:[ポート番号]]
同一ユーザに対して、 異なるローカルアカウント名を与えているファイルシステムノードがある場合や、 ローカルユーザ名とは異なるグローバルユーザ名を利用したい場合、 このファイルで、各ノードのローカルなユーザ名に対して、単一の グローバルユーザ名を定義します。
例:
local_user_map /etc/gfarm/gfarm-usermap
ユーザマップファイルは、グローバルユーザ名と ローカルユーザ名を、空白で区切って各行に記述します。
ユーザマップファイルの内容例:
foobar foo quux baz
この例の1行目の指定では、このノードのローカルユーザ名fooに 対してグローバルユーザ名foobarが定義されています。
メタデータサーバのホスト名/ポート番号を指定すると、 接続先のサーバごとに異なるユーザマップファイルを適用します。 ポート番号を省略した場合は、デフォルトのポート番号(601)を使用します。 local_user_map は複数回指定可能です。 ローカルユーザ名が同一の定義が複数のファイルに存在する場合、最初の定義が選択されます。
複数のユーザマップファイルの例:
local_user_map /etc/gfarm/gfarm-usermap1-1 local_user_map /etc/gfarm/gfarm-usermap1-2 local_user_map /etc/gfarm/gfarm-usermap2-1 server2 local_user_map /etc/gfarm/gfarm-usermap2-2 server2
この例では server2 に接続するときは gfarm-usermap2-1、gfarm-usermap2-2 の順番に適用します。 server2 以外に接続するときは gfarm-usermap1-1、gfarm-usermap1-2 の順番に適用します。
local_group_map グループマップファイルパス名 [ホスト名:[ポート番号]]
例:
local_group_map /etc/gfarm/gfarm-groupmap
グループマップファイルは、グローバルグループ名と ローカルグループ名を、空白で区切って各行に記述します。
メタデータサーバのホスト名/ポート番号を指定すると、 接続先のサーバごとに異なるグループマップファイルを適用します。 指定方法は local_user_map と同様です。
schedule_cache_timeout 秒数
例:
schedule_cache_timeout 60
schedule_rpc_timeout 秒数
この値は gfhostコマンドが ファイルシステムノードを並行アクセスする際の 通信のタイムアウト時間としても用いられます。
デフォルトは35秒です。
例:
schedule_rpc_timeout 60
schedule_concurrency 並列度
例:
schedule_concurrency 10
schedule_concurrency_per_net 並列度
例:
schedule_concurrency_per_net 3
schedule_idle_load_thresh CPU負荷
例:
schedule_idle_load_thresh 0.1
schedule_busy_load_thresh CPU負荷
この文はクライアントおよびgfmdで有効です。
例:
schedule_busy_load_thresh 0.5
schedule_virtual_load CPU負荷
例:
schedule_virtual_load 0.3
schedule_candidates_ratio 比率
例:
schedule_candidates_ratio 4.0
schedule_rtt_thresh_diff マイクロ秒
例:
schedule_rtt_thresh_diff 1000
schedule_rtt_thresh_ratio 比率
例:
schedule_rtt_thresh_ratio 4.0
schedule_rtt_thresh 比率
例:
schedule_rtt_thresh 4.0
write_local_priority 有効性
例:
write_local_priority disable
write_target_domain ドメイン名
例:
write_target_domain example.org
minimum_free_disk_space バイト数
このパラメータは、gfarm2.confとgfmd.confの両方で指定する必要があります。 有効にするためには gfmd および Gfarmクライアントを再起動する必要があります。
例:
minimum_free_disk_space 1G
direct_local_access 有効性
この文は、クライアントが参照するgfarm2.confのみで有効です。 gfsd や gfmd は、gfarm2.conf や gfmd.conf 中のこの文を無視します。
例:
direct_local_access disable
replication_at_write_open 有効性
この文は、Gfarmクライアントが参照するgfarm2.confのみで有効です。
例:
replication_at_write_open enable
read_only 有効性
この文はgfmdでのみ有効です。
例:
read_only enable
simultaneous_replication_receivers 同時処理数
例:
simultaneous_replication_receivers 40
replication_busy_host 有効性
例:
replication_busy_host disable
gfsd_connection_cache コネクション数
例:
gfsd_connection_cache 32
xmlattr_size_limit バイト数
この文はgfmd.confのみで有効であり、gfarm2.confでは無視されます。
例:
xmlattr_size_limit 786432
xattr_size_limit バイト数
この文はgfmd.confのみで有効であり、gfarm2.confでは無視されます。
例:
xattr_size_limit 65536
attr_cache_limit 個数
例:
attr_cache_limit 100000
attr_cache_timeout ミリ秒数
例:
attr_cache_timeout 3600000
page_cache_timeout ミリ秒数
例:
page_cache_timeout 3600000
log_file パス名
log_level 優先度レベル
例:
log_level debug
log_message_verbose_level レベル
例:
log_message_verbose_level 1
log_auth_verbose 有効性
例:
log_auth_verbose enable
file_trace 有効性
このパラメータは、gfarm2.confとgfmd.confの両方で有効です。
例:
file_trace enable
fatal_action 動作名
例:
fatal_action backtrace_and_abort
指定可能な動作名は以下の通りです:
backtrace_and_abort
backtrace_and_exit
abort
exit
debug_command コマンド行
debug_command env DISPLAY=:0.0 xterm -e gdb %e %p
ここで、"%e", "%p" は実際のプログラム名、プロセスIDにそれぞれ展開されます。 "%" 文字自体をコマンドライン中に記述したい場合は、"%%" と書いて下さい。
このパラメータは、gfarm2.confとgfmd.confの両方で有効です。 このパラメータを指定しなかった場合、デバッグコマンドは実行されません。
no_file_system_node_timeout 秒数
例:
no_file_system_node_timeout 30
gfmd_authentication_timeout 秒数
例:
gfmd_authentication_timeout 45
gfmd_reconnection_timeout 秒数
例:
gfmd_reconnection_timeout 30
gfsd_connection_timeout 秒数
例:
gfsd_connection_timeout 30
atime タイプ
この文はgfmd.confのみで有効です。
例:
atime disable
max_open_files ファイル数
この文はgfmd.confのみで有効です。
例:
max_open_files 1024
client_digest_check 有効性
この文は、クライアントが参照するgfarm2.confのみで有効です。 gfsd や gfmd は、gfarm2.conf や gfmd.conf 中のこの文を無視します。
例:
client_digest_check enable
client_file_bufsize バイト数
この文は、クライアントが参照するgfarm2.confのみで有効です。 gfsd や gfmd は、gfarm2.conf や gfmd.conf 中のこの文を無視します。
例:
client_file_bufsize 65536
client_parallel_copy 並列度
例:
client_parallel_copy 10
client_parallel_max 並列度
例:
client_palallel_max 8
profile 有効性
例:
profile enable
metadb_server_list gfmdホスト名[:ポート番号] ...
この文はgfarm2.confのみで有効であり、gfmd.confでは無視されます。
例:
metadb_server_list mds1 mds2:701
metadb_replication 有効性
この文はgfmd.confのみで有効です。
例:
metadb_replication enable
synchronous_replication_timeout 秒数
この文はgfmd.confのみで有効です。
例:
synchronous_replication_timeout 30
synchronous_journaling 有効性
この文はgfmd.confのみで有効です。
例:
synchronous_journaling disable
metadb_server_force_slave 有効性
この文はgfmd.confのみで有効です。
例:
metadb_server_force_slave enable
metadb_server_slave_max_size ノード数
この文はgfmd.confのみで有効です。
例:
metadb_server_slave_max_size 40
metadb_server_slave_replication_timeout 秒数
この文はgfmd.confのみで有効です。
例:
metadb_server_slave_replication_timeout 180
metadb_journal_dir ジャーナルディレクトリ
この文はgfmd.confのみで有効です。
例:
metadb_journal_dir /var/gfarm-metadata/journal
metadb_journal_max_size ファイルサイズ
この文はgfmd.confのみで有効です。
例:
metadb_journal_max_size 8388608
metadb_journal_recvq_size キュー長
この文はgfmd.confのみで有効です。
例:
metadb_journal_recvq_size 100000
metadb_replica_remover_by_host_sleep_time ナノ秒
この文はgfmd.confのみで有効です。
例:
metadb_replica_remover_by_host_sleep_time 20000000
metadb_replica_remover_by_host_inode_step 個数
この文はgfmd.confのみで有効です。
例:
metadb_replica_remover_by_host_inode_step 1024
replica_check 有効性
下記のイベントが発生するとreplica_checkが開始します。
- gfsd起動時
- gfsd停止からreplica_check_host_down_thresh秒後
- gfncopyで複製数設定を変更時
- ディレクトリ名変更時、またはファイルを別ディレクトリへ移動時
(同一ディレクトリ内で改名した場合は開始しない)
(ファイル自身に複製数が設定されている場合は開始しない)
- ファイルclose時ファイル複製自動作成要求がエラー時
- ファイルclose時ファイル複製自動作成処理中にエラー時
- gfsdが忙しくなくなった場合
(ロードアベレージがschedule_busy_load_thresh以下に変化時)
- replica_check処理中にエラーが起きた場合、チェック完了後にリトライ
gfrepcheck コマンドを使うと、 この値を動的に変更したり、statusで現在の値を取得できます。 gfrepcheck enable は即座に開始します。 gfrepcheck disable は即座に停止します。 startはenableと同等、stopはdisableと同等です。
この文はgfmd.confのみで有効です。
例:
replica_check disable
replica_check_remove 有効性
gfrepcheck remove コマンドを使うと、 この値を動的に変更したり、statusで現在の値を取得できます。
この文はgfmd.confのみで有効です。
例:
replica_check_remove disable
replica_check_remove_grace_used_space_ratio パーセント
gfrepcheck remove_grace_used_space_ratio コマンドを使うと、 この値を動的に変更したり、statusで現在の値を取得できます。
この文はgfmd.confのみで有効です。
例:
replica_check_remove_grace_used_space_ratio 70
replica_check_remove_grace_time 秒数
gfrepcheck remove_grace_time コマンドを使うと、 この値を動的に変更したり、statusで現在の値を取得できます。
この文はgfmd.confのみで有効です。
例:
replica_check_remove_grace_time 604800
replica_check_reduced_log 有効性
gfrepcheck reduced_log コマンドを使うと、 この値を動的に変更したり、statusで現在の値を取得できます。
この文はgfmd.confのみで有効です。
例:
replica_check_reduced_log disable
replica_check_host_down_thresh 秒数
gfrepcheck host_down_thresh コマンドを使うと、 この値を動的に変更したり、statusで現在の値を取得できます。
この文はgfmd.confのみで有効です。
例:
replica_check_host_down_thresh 3600
replica_check_sleep_time ナノ秒
gfrepcheck sleep_time コマンドを使うと、 この値を動的に変更したり、statusで現在の値を取得できます。
この文はgfmd.confのみで有効です。
例:
replica_check_sleep_time 0
replica_check_minimum_interval 秒
gfrepcheck minimum_interval コマンドを使うと、 この値を動的に変更したり、statusで現在の値を取得できます。
この文はgfmd.confのみで有効です。
例:
replica_check_minimum_interval 5
replicainfo 有効性
gfstatus -Mm 'replicainfo disable' により、一時的に無効にすることができます。
この文はgfmd.confのみで有効です。
例:
replicainfo disable
write_verify 有効性
この文は gfmd.conf のみで有効です。 gfarm2.confでは無視されます。 gfsd はその起動時に、gfmd に対して、この設定を問い合わせて動作します。
例:
write_verify enable
write_verify_interval 秒数
write_verify のための読み込みは、O_DIRECT 機能が存在する OS では、 direct I/O を用います。しかし、ディスクコントローラ内のキャッシュや、 メタデータ・キャッシュのクリアは行ないませんので、write_verify_interval には、十分長い時間を指定することを推奨します。
この文は gfmd.conf のみで有効です。 gfarm2.confでは無視されます。 gfsd はその起動時に、gfmd に対して、この設定を問い合わせて動作します。
例:
write_verify_interval 21600
write_verify_retry_interval 秒数
この設定値は、write_verify_interval で指定した時間より十分短い時間と することを推奨します。 デフォルトは 600秒 (10分) です。
この文は gfmd.conf のみで有効です。 gfarm2.confでは無視されます。 gfsd はその起動時に、gfmd に対して、この設定を問い合わせて動作します。
例:
write_verify_retry_interval 600
write_verify_log_interval 秒数
デフォルトは 3600秒 (1時間) です。
この文は gfmd.conf のみで有効です。 gfarm2.confでは無視されます。 gfsd はその起動時に、gfmd に対して、この設定を問い合わせて動作します。
例:
write_verify_log_interval 3600
ib_rdma 有効性
デフォルトはconfigureの際に--with-infiniband を指定していれば enable です。 それ以外はdisableで、enable にしても効果はありません。
環境変数で GFARM_RDMA_DISABLE が設定されていればrdma機能は使用されません。
例:
ib_rdma disable
rdma_device デバイス名
デフォルトは ibv_get_device_list() で見つかった最初の有効なデバイスです。
例:
rdma_device mlx4_1
rdma_port ポート番号
デフォルトは 有効なデバイスの中の最初の有効なポートです。
例:
rdma_port 2
rdma_gid_index gid インデクス番号
デフォルトは -1 でGRH を使わずローカルIDで転送します。
この文は gfsd.conf のみで有効です。 gfarm2.confでは無視されます。
例:
rdma_gid_index 0
rdma_min_size バイト数
デフォルトは65536バイトです。
例:
rdma_min_size 4096
rdma_mr_reg_mode モード
static 接続したgfsd 毎に一つの転送バッファを登録するモードです。
dynamic 転送の度に登録と解除を繰り返すモードです。
static のほうが登録の回数が少ないので若干速いメリットはありますが、 登録したバッファがずっとメモリロックされるため、接続gfsdが多いとメモリ負荷が 高くなり、登録に失敗する場合もあります。 両方を指定すると、static バッファを登録したうえで、 そのサイズを越えたIOの場合は dynamic が試みられます。
デフォルトは static です。
例:
rdma_mr_reg_mode static rdma_mr_reg_mode static dynamic
rdma_mr_reg_static_min_size バイト数
デフォルトは1 MiBです。
例:
rdma_mr_reg_static_min_size 1048576
rdma_mr_reg_static_max_size バイト数
転送を要求されたサイズが登録サイズより大きい時、このサイズまで拡張します。
デフォルトは16 MiBです。
例:
rdma_mr_reg_static_max_size 16777216
GRAMMAR¶
gfarm2.confの文法をBNFで記述すると、下記のようになります。
<statement> ::=
<include_statement> | <include_nesting_limit_statement> | <spool_statement> | <spool_server_listen_address_statement> | <spool_server_listen_backlog_statement> | <spool_server_cred_type_statement> | <spool_server_cred_service_statement> | <spool_server_cred_name_statement> | <spool_server_back_channel_rcvbuf_limit_statement> | <spool_server_read_only_retry_interval_statement> | <spool_check_level_statement> | <spool_check_parallel_statement> | <spool_check_parallel_max_statement> | <spool_check_parallel_per_capacity_statement> | <spool_check_parallel_step_statement> | <spool_base_load_statement> | <spool_digest_error_check_statement> | <metadb_server_host_statement> | <metadb_server_port_statement> | <metadb_server_cred_type_statement> | <metadb_server_cred_service_statement> | <metadb_server_cred_name_statement> | <metadb_server_listen_backlog_statement> | <metadb_server_max_descriptors_statement> | <metadb_server_stack_size_statement> | <metadb_server_thread_pool_size_statement> | <metadb_server_job_queue_length_statement> | <metadb_server_remover_queue_length_statement> | <metadb_server_remove_scan_log_interval_statement> | <metadb_server_remove_scan_interval_factor_statement> | <metadb_server_heartbeat_interval_statement> | <metadb_server_failover_notify_delay_statement> | <metadb_server_dbq_size_statement> | <metadb_server_back_channel_sndbuf_limit_statement> | <metadb_server_nfs_root_squash_support_statement> | <ldap_server_host_statement> | <ldap_server_port_statement> | <ldap_base_dn_statement> | <ldap_bind_dn_statement> | <ldap_bind_password_statement> | <postgresql_server_host_statement> | <postgresql_server_port_statement> | <postgresql_dbname_statement> | <postgresql_user_statement> | <postgresql_password_statement> | <postgresql_conninfo_statement> | <auth_statement> | <shared_key_file_statement> | <digest_statement> | <directory_quota_count_per_user_limit_statement> | <directory_quota_check_start_delay_statement> | <directory_quota_check_retry_interval_statement> | <quota_check_retry_interval_statement> | <max_directory_depth_statement> | <sockopt_statement> | <known_network_statement> | <network_receive_timeout_statement> | <network_send_timeout_statement> | <admin_user_statement> | <admin_user_gsi_dn_statement> | <local_user_map_statement> | <local_group_map_statement> | <schedule_cache_timeout_statement> | <schedule_rpc_timeout_statement> | <schedule_concurrency_statement> | <schedule_concurrency_per_net_statement> | <schedule_idle_load_thresh_statement> | <schedule_busy_load_thresh_statement> | <schedule_virtual_load_statement> | <schedule_candidates_ratio_statement> | <schedule_rtt_thresh_diff_statement> | <schedule_rtt_thresh_ratio_statement> | <schedule_rtt_thresh_statement> | <write_local_priority_statement> | <write_target_domain_statement> | <minimum_free_disk_space_statement> | <direct_local_access_statement> | <replication_at_write_open_statement> | <read_only_statement> | <simultaneous_replication_receivers_statement> | <replication_busy_host_statement> | <gfsd_connection_cache_statement> | <xmlattr_size_limit_statement> | <xattr_size_limit_statement> | <attr_cache_limit_statement> | <attr_cache_timeout_statement> | <page_cache_timeout_statement> | <log_file_statement> | <log_level_statement> | <log_message_verbose_level_statement> | <log_auth_verbose_statement> | <file_trace_statement> | <fatal_action_statement> | <debug_command_statement> | <no_file_system_node_timeout_statement> | <gfmd_authentication_timeout_statement> | <gfmd_reconnection_timeout_statement> | <gfsd_connection_timeout_statement> | <atime_statement> | <max_open_files_statement> | <client_digest_check_statement> | <client_file_bufsize_statement> | <client_parallel_copy_statement> | <profile_statement> | <metadb_server_list_statement> | <metadb_replication_statement> | <synchronous_replication_timeout_statement> | <synchronous_journaling_statement> | <metadb_server_force_slave_statement> | <metadb_server_slave_max_size_statement> | <metadb_server_slave_replication_timeout_statement> | <metadb_journal_dir_statement> | <metadb_journal_max_size_statement> | <metadb_journal_recvq_size_statement> | <metadb_replica_remover_by_host_sleep_time_statement> | <metadb_replica_remover_by_host_inode_step_statement> | <replica_check_statement> | <replica_check_remove_statement> | <replica_check_remove_grace_used_space_ratio_statement> | <replica_check_remove_grace_time_statement> | <replica_check_reduced_log_statement> | <replica_check_host_down_thresh_statement> | <replica_check_sleep_time_statement> | <replica_check_minimum_interval_statement> | <ib_rdma_statement> | <rdma_device_statement> | <rdma_port_statement> | <rdma_gid_index_statement> | <rdma_min_size_statement> | <rdma_mr_reg_mode_statement> | <rdma_mr_reg_static_min_size_statement> | <rdma_mr_reg_static_max_size_statement> | <replicainfo_statement> | <write_verify_statement> | <write_verify_interval_statement> | <write_verify_retry_interval_statement> | <write_verify_log_interval_statement>
<include_statement> ::=
"include" <pathname>
<include_nesting_limit_statement> ::=
"include_nesting_limit" <number>
<spool_statement> ::=
"spool" <pathname>
<spool_server_listen_address_statement> ::=
"spool_server_listen_address" <ipv4_address>
<spool_server_listen_backlog_statement> ::=
"spool_server_listen_backlog" <number>
<spool_server_cred_type_statement> ::=
"spool_server_cred_type" <cred_type>
<spool_server_cred_service_statement> ::=
"spool_server_cred_service" <cred_service>
<spool_server_cred_name_statement> ::=
"spool_server_cred_name" <cred_name>
<spool_server_back_channel_rcvbuf_limit_statement> ::=
"spool_server_back_channel_rcvbuf_limit" <size_limit>
<spool_server_read_only_retry_interval_statement> ::=
"spool_server_read_only_retry_interval" <number>
<spool_check_level_statement> ::=
"spool_check_level" <spck_level>
<spool_check_parallel_statement> ::=
"spool_check_parallel" <number>
<spool_check_parallel_max_statement> ::=
"spool_check_parallel_max" <number>
<spool_check_parallel_per_capacity_statement> ::=
"spool_check_parallel_per_capacity" <size>
<spool_check_parallel_step_statement> ::=
"spool_check_parallel_step" <number>
<spool_base_load_statement> ::=
"spool_base_load" <load>
<spool_digest_error_check_statement> ::=
"spool_digest_error_check" <validity>
<metadb_server_host_statement> ::=
"metadb_server_host" <hostname>
<metadb_server_port_statement> ::=
"metadb_server_port" <portnumber>
<metadb_server_cred_type_statement> ::=
"metadb_server_cred_type" <cred_type>
<metadb_server_cred_service_statement> ::=
"metadb_server_cred_service" <cred_service>
<metadb_server_cred_name_statement> ::=
"metadb_server_cred_name" <cred_name>
<metadb_server_listen_backlog_statement> ::=
"metadb_server_listen_backlog" <number>
<metadb_server_max_descriptors_statement> ::=
"metadb_server_max_descriptors" <number>
<metadb_server_stack_size_statement> ::=
"metadb_server_stack_size" <number>
<metadb_server_thread_pool_size_statement> ::=
"metadb_server_thread_pool_size" <number>
<metadb_server_job_queue_length_statement> ::=
"metadb_server_job_queue_length" <number>
<metadb_server_remover_queue_length_statement> ::=
"metadb_server_remover_queue_length" <number>
<metadb_server_remove_scan_log_interval_statement> ::=
"metadb_server_remove_scan_log_interval" <number>
<metadb_server_remove_scan_interval_factor_statement> ::=
"metadb_server_remove_scan_interval_factor" <number>
<metadb_server_heartbeat_interval_statement> ::=
"metadb_server_heartbeat_interval" <number>
<metadb_server_failover_notify_delay_statement> ::=
"failover_notify_delay" <number>
<metadb_server_dbq_size_statement> ::=
"metadb_server_dbq_size" <number>
<metadb_server_back_channel_sndbuf_limit_statement> ::=
"metadb_server_back_channel_sndbuf_limit" <size_limit>
<metadb_server_nfs_root_squash_support_statement> ::=
"metadb_server_nfs_root_squash_support" <validity>
<ldap_server_host_statement> ::=
"ldap_server_host" <hostname>
<ldap_server_port_statement> ::=
"ldap_server_port" <portnumber>
<ldap_base_dn_statement> ::=
"ldap_base_dn" <string>
<ldap_bind_dn_statement> ::=
"ldap_bind_dn" <string>
<ldap_bind_password_statement> ::=
"ldap_bind_password" <string>
<postgresql_server_host_statement> ::=
"postgresql_server_host" <hostname>
<postgresql_server_port_statement> ::=
"postgresql_server_port" <portnumber>
<postgresql_dbname_statement> ::=
"postgresql_dbname" <string>
<postgresql_user_statement> ::=
"postgresql_user" <string>
<postgresql_password_statement> ::=
"postgresql_password" <string>
<postgresql_conninfo_statement> ::=
"postgresql_conninfo" <string>
<auth_statement> ::=
"auth" <validity> <auth_method> <hostspec>
<auth_command> ::=
"enable" | "disable"
<auth_method> ::=
"gsi" | "gsi_auth" | "sharedsecret"
<shared_key_file_statement> ::=
"shared_key_file" <pathname>
<digest_statement> ::=
"digest" <digest_type>
<directory_quota_count_per_user_limit_statement> ::=
"directory_quota_count_per_user_limit" <number>
<directory_quota_check_start_delay_statement> ::=
"directory_quota_check_start_delay" <number>
<directory_quota_check_retry_interval_statement> ::=
"directory_quota_check_retry_interval" <number>
<quota_check_retry_interval_statement> ::=
"quota_check_retry_interval" <number>
<max_directory_depth_statement> ::=
"max_directory_depth" <number>
<sockopt_statement> ::=
"sockopt" <socket_option>[=<number>] [""LISTENER" | <hostspec>]
<socket_option> ::=
"debug" | "keepalive" | "sndbuf" | "rcvbuf" | "tcp_nodelay"
<known_network_statement> ::=
"known_network" <hostspec>
<network_receive_timeout_statement> ::=
"network_receive_timeout" <number>
<network_send_timeout_statement> ::=
"network_send_timeout" <number>
<admin_user_statement> ::=
"admin_user" <string>
<admin_user_gsi_dn_statement> ::=
"admin_user_gsi_dn" <string>
<local_user_map_statement> ::=
"local_user_map" <local_user_and_group_map_spec>
<local_group_map_statement> ::=
"local_group_map" <local_user_and_group_map_spec>
<local_user_and_group_map_spec> ::=
<pathname> | <pathname> <hostname>| <pathname> <hostname> ":" <portnumber>
<schedule_cache_timeout_statement> ::=
"schedule_cache_timeout" <number>
<schedule_rpc_timeout_statement> ::=
"schedule_rpc_timeout" <number>
<schedule_concurrency_statement> ::=
"schedule_concurrency" <number>
<schedule_concurrency_per_net_statement> ::=
"schedule_concurrency_per_net" <number>
<schedule_idle_load_thresh_statement> ::=
"schedule_idle_load_thresh" <load>
<schedule_busy_load_thresh_statement> ::=
"schedule_busy_load_thresh" <load>
<schedule_virtual_load_statement> ::=
"schedule_virtual_load" <load>
<schedule_candidates_ratio_statement> ::=
"schedule_candidates_ratio" <floating_point_number>
<schedule_rtt_thresh_diff_statement> ::=
"schedule_rtt_thresh_diff" <number>
<schedule_rtt_thresh_ratio_statement> ::=
"schedule_rtt_thresh_ratio" <floating_point_number>
<schedule_rtt_thresh_statement> ::=
"schedule_rtt_thresh" <floating_point_number>
<write_local_priority_statement> ::=
"write_local_priority" <validity>
<write_target_domain_statement> ::=
"write_target_domain" <string>
<minimum_free_disk_space_statement> ::=
"minimum_free_disk_space" <size>
<direct_local_access_statement> ::=
"direct_local_access" <validity>
<replication_at_write_open_statement> ::=
"replication_at_write_open" <validity>
<read_only_statement> ::=
"read_only" <validity>
<simultaneous_replication_receivers_statement> ::=
"simultaneous_replication_receivers" <number>
<replication_busy_host_statement> ::=
"replication_busy_host" <validity>
<gfsd_connection_cache_statement> ::=
"gfsd_connection_cache" <number>
<xmlattr_size_limit_statement> ::=
"xmlattr_size_limit" <size>
<xattr_size_limit_statement> ::=
"xattr_size_limit" <size>
<attr_cache_limit_statement> ::=
"attr_cache_limit" <number>
<attr_cache_timeout_statement> ::=
"attr_cache_timeout" <number>
<page_cache_timeout_statement> ::=
"page_cache_timeout" <number>
<log_file_statement> ::=
"log_file" <pathname>
<log_level_statement> ::=
"log_level" <log_priority>
<log_message_verbose_level_statement> ::=
"log_message_verbose_level" <number>
<log_auth_verbose_statement> ::=
"log_auth_verbose" <validity>
<file_trace_statement> ::=
"file_trace" <validity>
<fatal_action_statement> ::=
"fatal_action" <fatal_action_name>
<debug_command_statement> ::=
"debug_command" <string_list>
<no_file_system_node_timeout_statement> ::=
"no_file_system_node_timeout" <number>
<gfmd_authentication_timeout_statement> ::=
"gfmd_authentication_timeout" <number>
<gfmd_reconnection_timeout_statement> ::=
"gfmd_reconnection_timeout" <number>
<gfsd_connection_timeout_statement> ::=
"gfsd_connection_timeout" <number>
<atime_statement> ::=
"atime" <atime_type>
<max_open_files_statement> ::=
"max_open_files" <number>
<client_digest_check_statement> ::=
"client_digest_check" <validity>
<client_file_bufsize_statement> ::=
"client_file_bufsize" <size>
<client_parallel_copy_statement> ::=
"client_parallel_copy" <number>
<profile_statement> ::=
"profile" <validity>
<metadb_server_list_statement> ::=
"metadb_server_list" <metadb_server_list_spec>
<metadb_server_list_spec> ::=
<hostname_port_spec> | <hostname_port_spec> <metadb_server_list_spec>
<metadb_replication_statement> ::=
"metadb_replication" <validity>
<synchronous_replication_timeout_statement> ::=
"synchronous_replication_timeout" <number>
<synchronous_journaling_statement> ::=
"synchronous_journaling" <validity>
<metadb_server_force_slave_statement> ::=
"metadb_server_force_slave" <validity>
<metadb_server_slave_max_size_statement> ::=
"metadb_server_slave_max_size" <number>
<metadb_server_slave_replication_timeout_statement> ::=
"metadb_server_slave_replication_timeout" <number>
<metadb_journal_dir_statement> ::=
"metadb_journal_dir" <pathname>
<metadb_journal_max_size_statement> ::=
"metadb_journal_max_size" <number>
<metadb_journal_recvq_size_statement> ::=
"metadb_journal_recvq_size" <number>
<metadb_replica_remover_by_host_sleep_time_statement> ::=
"metadb_replica_remover_by_host_sleep_time" <number>
<metadb_replica_remover_by_host_inode_step_statement> ::=
"metadb_replica_remover_by_host_inode_step" <number>
<replica_check_statement> ::=
"replica_check" <validity>
<replica_check_remove_statement> ::=
"replica_check_remove" <validity>
<replica_check_remove_grace_used_space_ratio_statement> ::=
"replica_check_remove_grace_used_space_ratio" <number>
<replica_check_remove_grace_time> ::=
"replica_check_remove_grace_time" <number>
<replica_check_reduced_log_statement> ::=
"replica_check_reduced_log" <validity>
<replica_check_host_down_thresh_statement> ::=
"replica_check_host_down_thresh" <number>
<replica_check_sleep_time_statement> ::=
"replica_check_sleep_time" <number>
<replica_check_minimum_interval_statement> ::=
"replica_check_minimum_interval" <number>
<string_list> ::=
<string> | <string> <string_list>
<hostspec> ::=
<ipv4_address> | <ipv4_address> "/" <address_mask> | <hostname> | "." <domain_name> | "*"
<pathname> ::=
<pathname_character> <pathname_character>*
<pathname_character> ::=
<hostname_character> | "," | "/" | "_"
<hostname_port_spec> ::=
<hostname>| <hostname> ":" <portnumber>
<hostname> ::=
<hostname_character> <hostname_character>*
<hostname_character> ::=
<alphabet> | <digit> | "-" | "."
<portnumber> ::=
<number>
<size> ::=
<number> [ "k" | "M" | "G" | "T" ]
<number> ::=
<digit> [<digit>*]
<digit> ::=
"0" | "1" | "2" | "3" | "4" | "5" | "6" | "7" | "8" | "9"
<size_limit> ::=
<number> | "disable"
<string> ::=
""" <double_quoted_character>* """
<double_quoted_character> ::=
<any_character_except_backslash_and_double_quotation> | "\\" | "\""
<validity> ::=
"enable" | "disable"
<spck_level> ::=
"disable" | "display" | "delete" | "lost_found"
<atime_type> ::=
"disable" | "relative" | "strict"
<log_priority> ::=
"emerg" | "alert" | "crit" | "err" | "warning" | "notice" | "info" | "debug"
<fatal_action_name> ::=
"backtrace_and_abort" | "backtrace_and_exit" | "abort" | "exit"
<ib_rdma_statement> ::=
"ib_rdma" <validity>
<rdma_device_statement> ::=
"rdma_device" <string>
<rdma_port_statement> ::=
"rdma_port" <number>
<rdma_gid_index_statement> ::=
"rdma_gid_index" <number>
<rdma_min_size_statement> ::=
"rdma_min_size" <number>
<rdma_mr_reg_mode_statement> ::=
"rdma_mr_reg_mode" <mr_reg_mode>
<mr_reg_mode> ::=
"static" | "dynamic" | "static" "dynamic"
<rdma_mr_reg_static_min_size_statement> ::=
"rdma_mr_reg_static_min_size" <number>
<rdma_mr_reg_static_max_size_statement> ::=
"rdma_mr_reg_static_max_size" <number>
<replicainfo_statement> ::=
"replicainfo" <validity>
<write_verify_statement> ::=
"write_verify" <validity>
<write_verify_interval_statement> ::=
"write_verify_interval" <number>
<write_verify_retry_interval_statement> ::=
"write_verify_retry_interval" <number>
<write_verify_log_interval_statement> ::=
"write_verify_log_interval" <number>
EXAMPLES¶
以下は sharedsecret認証を使う gfarm2.conf の例です。
metadb_server_host metadb.example.org metadb_server_port 601 auth enable sharedsecret * sockopt keepalive
メタデータの保存にPostgreSQLを使い、IPアドレス192.168.0.0/24の ファイルシステムノードやクライアントに対して、sharedsecret認証を 使う gfmd.conf の例です。
metadb_server_host metadb.example.org metadb_server_port 601 postgresql_server_host metadb.example.org postgresql_server_port 5432 postgresql_dbname gfarm postgresql_user gfarm postgresql_password "secret-postgresql-password" auth enable sharedsecret 192.168.0.0/24 admin_user john sockopt keepalive
メタデータの保存にLDAPを使い、任意のIPアドレスを使う ファイルシステムノードやクライアントに対して、GSI認証を使う gfmd.conf の例です。
metadb_server_host metadb.example.com metadb_server_port 601 ldap_server_host metadb.example.com ldap_server_port 602 ldap_base_dn "dc=example, dc=com" ldap_bind_dn "cn=gfarmuser, dc=example, dc=com" ldap_bind_password "secret-ldap-password" auth enable gsi * spool_server_cred_type host spool_server_cred_service gfsd admin_user john admin_user_gsi_dn "/C=JP/ST=Tokyo/L=Chuo-ku/O=Example, Inc./OU=Example Division/CN=John Doe" sockopt keepalive
FILES¶
%%SYSCONFDIR%%/gfarm2.conf
$HOME/.gfarm2rc
SEE ALSO¶
17 Sep 2020 | Gfarm |