JS_DIC_ADD(3) | Library Functions Manual | JS_DIC_ADD(3) |
名称¶
js_dic_add() 使用辞書を追加する。
形式¶
#include "jslib.h" int js_dic_add(env,fid,hfid, rev, jnice,rw,hrw, pw1, pw2) struct wnn_env *env; /* 環境 */ int fid; /* 辞書ファイルID */ int hfid; /* 頻度ファイルID */ int rev; /* 逆変換かどうか */ int jnice; /* 優先度 */ int rw; /* 辞書がリードオンリか否か */ int hrw; /* 頻度ファイルがリードオンリか否か */ char *pw1; /* 辞書のパスワード */ char *pw2; /* 頻度ファイルのパスワード */
機能¶
- 環境 env にファイルID fid
の自立語辞書を追加する。
(最大 WNN_MAX_JISHO_OF_AN_ENV
個まで可能である。
WNN_MAX_JISHO_OF_AN_ENV
の値は、現在のバージョンでは
30 である。)
これにより、変換にその辞書を参照する。
頻度ファイルID hid で頻度ファイルを指定する。
rw, hrw で、辞書、頻度ファイルが、読み取り専用か否かを指定する。
WNN_DIC_RDONLY 読み取り専用 WNN_DIC_RW 読み取り/書き込み可能
固定形式辞書、読み取り専用辞書には、単語登録/削除ができない。rev で、逆変換を行なうかどうか、指定する。
WNN_DIC_ADD_REV 逆変換 WNN_DIC_ADD_NOR 通常の変換
逆引き形式辞書に対してしか、逆変換は行なうことができない。辞書、頻度ファイルのパスワードがあれば、それぞれ pw1, pw2 で指定する。 (そのパスワードの文字列の長さは、最大16文字である)
すでに使用されている辞書の頻度ファイルのみを変更することも可能である。
リターンバリュー¶
正常終了時には、辞書番号を返す。 異常終了時には、-1 を返す。
2 October 1991 |