MSG_OPEN(3) | Library Functions Manual | MSG_OPEN(3) |
名称¶
msg_open() メッセージファイルをオープンする。
形式¶
#include "msg.h" struct msg_cd * msg_open( name, nlspath, lang ) char *name; /* ファイル名 */ char *nlspath; /* パス記述 */ char *lang; /* 言語名 */
機能¶
- メッセージファイル名
name、パス記述
nlspath、および言語名 lang
から、
ファイルパスを組み立て、そのファイルを読み込む。ファイルの内容はメッ
セージ毎に struct msg_cat
につなげられる。
ファイルパスの記述中には、"%N", "%L" を指定でき、パス名を組み立てる 時にそれぞれ、パラメータで与えられたファイル名 name、言語名 lang に 置き換えられる。
name の先頭が '/' の場合は、絶対パスと見なされ、nlspathは展開されず name がそのままファイルパスとなる。
lang に NULL や空文字列が渡された場合には、環境変数 LC_MESSAGES、 LANG が順に調べらそこから言語名が取り出される。環境変数からも取り出 せなかった場合には、DEF_LANG が用いられる。
リターンバリュー¶
メッセージの内容が展開されてつながれている構造体 msg_cat へのポイン ターが返される。メッセージファイルがオープンできない場合には、空の構 造体が返される。name の先頭が '/'でない、かつ、nlspathが NULL か 空文字列の場合は、NULLが返される。"%N", "%L" が展開できない場合や、 メモリ領域が確保できない場合も、NULL が返される。
7 October 1992 |