CASINH(3) | Linux Programmer's Manual | CASINH(3) |
名前¶
casinh, casinhf, casinhl - 複素数の逆双曲線正弦 (arc sine hyperbolic)
書式¶
#include <complex.h>
double complex casinh(double complex z);
float complex casinhf(float complex z);
long double complex casinhl(long double complex z);
-lm でリンクする。
説明¶
これらの関数は複素数 z の逆双曲線正弦 (arc hyperbolic sine) を計算する。 y = casinh(z) ならば、 z = csinh(y) が成立する。 y の虚部の値は区間 [-pi/2,pi/2] から選択される。
次の関係が成立する:
casinh(z) = clog(z + csqrt(z * z + 1))
バージョン¶
これらの関数は glibc バージョン 2.1 で初めて登場した。
属性¶
この節で使用されている用語の説明については、 attributes(7) を参照。
インターフェース | 属性 | 値 |
casinh(), casinhf(), casinhl() | Thread safety | MT-Safe |
準拠¶
C99, POSIX.1-2001, POSIX.1-2008.
関連項目¶
この文書について¶
この man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 5.10 の一部である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は https://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。
2015-04-19 |