Scroll to navigation

SIGNIFICAND(3) Linux Programmer's Manual SIGNIFICAND(3)

名前

significand, significandf, significandl - 浮動小数点数の仮数 (mantissa) を取得する

書式

#include <math.h>

double significand(double x);
float significandf(float x);
long double significandl(long double x);

-lm でリンクする。

glibc 向けの機能検査マクロの要件 (feature_test_macros(7) 参照):

significand(), significandf(), significandl():

/* Since glibc 2.19: */ _DEFAULT_SOURCE
|| /* Glibc versions <= 2.19: */ _BSD_SOURCE || _SVID_SOURCE

説明

これらの関数は x の仮数を [1,2) の範囲にして返す。 以下と等しい。


scalb(x, (double) -ilogb(x))

この関数は主に IEEE 754 への準拠を調べる標準テストで使われる。

属性

この節で使用されている用語の説明については、 attributes(7) を参照。

インターフェース 属性
significand(), significandf(), significandl() Thread safety MT-Safe

準拠

これらの関数は非標準である。。 double 版は他の多くのシステムでも利用可能である。

関連項目

ilogb(3), scalb(3)

この文書について

この man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 5.10 の一部である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は https://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。

2017-09-15 GNU