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UNLOCKPT(3) Linux Programmer's Manual UNLOCKPT(3)

名前

unlockpt - 擬似端末マスタ/スレーブのペアのロックを解除する

書式

#define _XOPEN_SOURCE
#include <stdlib.h>

int unlockpt(int fd);

glibc 向けの機能検査マクロの要件 (feature_test_macros(7) 参照):

unlockpt():

glibc 2.24 以降:
_XOPEN_SOURCE >= 500 ||
(_XOPEN_SOURCE && _XOPEN_SOURCE_EXTENDED)
glibc 2.23 以前:
_XOPEN_SOURCE

説明

unlockpt() 関数はファイルディスクリプター fd で参照されるマスタ擬似端末に対応するスレーブ擬似端末のロックを解除する。

擬似端末のスレーブ側をオープンする前に、 unlockpt() を呼び出す必要がある。

返り値

成功した場合、 unlockpt() は 0 を返す。そうでない場合、-1 を返し、 errno に適切な値がセットされる。

エラー

引数 fd が書き込み用にオープンされたファイルディスクリプターでない。
引数 fd がマスタ擬似端末に対応するものではない。

バージョン

unlockpt() は、バージョン 2.1 以降の glibc で提供されている。

属性

この節で使用されている用語の説明については、 attributes(7) を参照。

インターフェース 属性
unlockpt() Thread safety MT-Safe

準拠

POSIX.1-2001, POSIX.1-2008.

関連項目

grantpt(3), posix_openpt(3), ptsname(3), pts(4), pty(7)

この文書について

この man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 5.10 の一部である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は https://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。

2017-07-13