SEQ(1) | ユーザーコマンド | SEQ(1) |
名前¶
seq - 数字の列を表示する
書式¶
seq [OPTION]... LAST
seq [OPTION]... FIRST LAST
seq [OPTION]... FIRST INCREMENT LAST
説明¶
FIRST から LAST までの数字を INCREMENT 間隔で表示します。
長いオプションで必須となっている引数は短いオプションでも必須です。
- -f, --format=FORMAT
- printf 形式の FORMAT で浮動小数点を表示する
- -s, --separator=STRING
- 数字の区切りに STRING を使用する (デフォルト: \n)
- -w, --equal-width
- 先頭を 0 で埋めて幅が等しくなるようにする
- --help
- 使い方を表示して終了する
- --version
- バージョン情報を表示して終了する
FIRST か INCREMENT を省略した場合、デフォルトとして 1 が設定されます。 よって INCREMENT を省略した場合は LAST が FIRST より小さい場合でもデフォルトが 1 になります。数字の列は、現在の番号と INCREMENT の和が LAST より大きくなると終了します。 FIRST、 INCREMENT、 LAST は浮動小数点値として解釈されます。 FIRST が LAST より小さい場合、通常 INCREMENT を正にします。 FIRST が LAST より大きい場合、通常 INCREMENT を負にします。 INCREMENT は 0 にはできません。 FIRST, INCREMENT, LAST はどれも NaN を設定できません。 FORMAT は 'double' 型の引数 1 個を表示するのに適したものでなければいけません。 FIRST、INCREMENT および LAST の全てが 10 進の固定小数数で、 最大精度が PREC の場合、デフォルトの FORMAT は %.PRECf になります。 それ以外の場合は %g になります。
GNU coreutils のオンラインヘルプ: <https://www.gnu.org/software/coreutils/> 翻訳に関するバグは <https://translationproject.org/team/ja.html> に連絡してください。 詳細な文書 <https://www.gnu.org/software/coreutils/seq> (ローカルでは info '(coreutils) seq invocation' で参照可能)。
作者¶
作者 Ulrich Drepper。
著作権¶
Copyright © 2020 Free Software Foundation, Inc.
ライセンス GPLv3+: GNU GPL version 3 or later
<https://gnu.org/licenses/gpl.html>.
This is free software: you are free to change and redistribute it. There is NO
WARRANTY, to the extent permitted by law.
関連項目¶
seq の完全なマニュアルは Texinfo マニュアルとして整備されている。もし、 info および seq のプログラムが正しくインストールされているならば、コマンド
- info seq
を使用すると完全なマニュアルを読むことができるはずだ。
2021年5月 | GNU coreutils |