USERDEL(8) | System Manager's Manual | USERDEL(8) |
名前¶
userdel - ユーザのアカウントと関連ファイルを削除する
書式¶
userdel [-r] login
説明¶
userdel コマンドは、システムアカウントファイルを修正し、 ユーザ login に対応するすべてのエントリを削除する。 削除されるユーザは存在していなければならない。 userdel コマンドに適用できるオプションは以下の通り。
- -r
- ユーザのホームディレクトリ中のファイルを削除する。 ホームディレクトリ自体とユーザのメールスプールも消去する。 ファイルシステム中のほかの場所にあるそのユーザのファイルは、 手作業で探し出して削除しなければならない。
ファイル¶
/etc/passwd -
ユーザアカウント情報
/etc/shadow -
安全なユーザアカウント情報
/etc/group -
グループ情報
警告¶
userdel は、削除されるユーザが現在ログインしている場合は、 そのアカウントの削除を許可しない。 削除しようとしているアカウントに属する実行中のプロセスは、 すべて kill しなければならない。 NIS のクライアントからは、NIS の属性値は削除できない。 削除は NIS のサーバで行わなければならない。
関連項目¶
chfn(1), chsh(1), passwd(1), groupadd(8), groupdel(8), groupmod(8), useradd(8), usermod(8)
著者¶
Julianne Frances Haugh (julie78787@gmail.com)