- bullseye 13.3.4
- bullseye-backports 13.11.1~bpo11+1
- testing 13.11.3
- unstable 13.11.4
DH_AUTO_CONFIGURE(1) | Debhelper | DH_AUTO_CONFIGURE(1) |
名前¶
dh_auto_configure - パッケージビルド前に自動的に configure を行う
書式¶
dh_auto_configure [build system オプション] [debhelper オプション] [-- パラメータ]
説明¶
dh_auto_configure はパッケージをビルドする前に自動的に configure を実行する debhelper プログラムです。このプログラムはパッケージのビルドに必要なビルドシステムを割り出し、それに適したコマンドを実行して設定を行います。例えば、./configure スクリプト、Makefile.PL、Build.PL、cmake を探して実行します。一連の標準パラメータが指定され、実行するプログラムに引き渡されます。なお、make のようなビルドシステムの場合、事前に configure の実行が不要な場合があります。この場合 dh_auto_configure は何もせずに終了します。
このコマンドは 90% のパッケージで動作するように作られています。もし、動作しないようなパッケージがあった場合は、dh_auto_configure を全く使わないようにして、代わりに ./configure や、同等の動作を行うコマンドを手動で実行してください。
オプション¶
"ビルドシステム用オプション" in debhelper(7) には、よく使われるビルドシステムと、制御オプションが列挙されています。
- -- params
- params
を実行するプログラムに渡すには、dh_auto_configure
に通常指定するパラメータの後に、--
を、次に params
を指定してください。例:
dh_auto_configure -- --with-foo --enable-bar
参照¶
このプログラムは debhelper の一部です。
作者¶
Joey Hess <joeyh@debian.org>
2022-11-26 | 13.11.1~bpo11+1 |