ISFDTYPE(3) | Linux Programmer's Manual | ISFDTYPE(3) |
名前¶
isfdtype - ファイルディスクリプターのファイル種別を検査する
書式¶
#include <sys/stat.h> #include <sys/socket.h> int isfdtype(int fd, int fdtype);
glibc
向けの機能検査マクロの要件
(feature_test_macros(7) 参照):
isfdtype():
- glibc 2.20 以降:
- _DEFAULT_SOURCE
- glibc 2.20 より前:
- _BSD_SOURCE || _SVID_SOURCE
説明¶
isfdtype() 関数はファイルディスクリプター fd がタイプが fdtype のファイルを参照しているかを検査する。 fdtype 引き数には、<sys/stat.h> で定義されている S_IF* 定数のひとつ (S_IFREG など) を指定する。 S_IF* 定数の説明は stat(2) にある。
返り値¶
isfdtype() 関数は、ファイルディスクリプター fd がタイプ fdtype であった場合に 1 を返し、そうでない場合に 0 を返す。 エラーの場合、 -1 を返し、errno に原因を示す値を設定する。
エラー¶
isfdtype() 関数は fstat(3) と同じエラーで失敗する。
準拠¶
isfdtype() 関数はどの標準でも規定されていないが、 POSIX.1g 標準のドラフトに登場したことはある。 OpenBSD と Tru64 UNIX に存在し、おそらく他のシステムにも存在する (OpenBSD と Tru64 UNIX のどちらの場合でも必要なヘッダーファイルは <sys/stat.h> だけであり、POSIX.1g ドラフトに書かれていたのと同じである)。
注意¶
移植性が求められるアプリケーションでは fstat(3) を使用すべきである。
関連項目¶
fstat(3)
この文書について¶
この man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 3.79 の一部 である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は http://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。
2014-03-13 | Linux |