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PRINTF(1) ユーザーコマンド PRINTF(1)

名前

printf - データを整形して表示する

書式

printf FORMAT [ARGUMENT]...
printf OPTION

説明

ARGUMENT を FORMAT に従って表示するか OPTION に従って実行します:
--help
この使い方を表示して終了する
--version
バージョン情報を表示して終了する

FORMAT によって C 言語の printf のように出力形式を制御します。解釈される 文字列は次の通りです:

\"
ダブルクォーテーション
\\
バックスラッシュ
\a
警告 (BEL)
\b
バックスペース
\c
以降を出力しない
\e
エスケープ
\f
フォームフィード
\n
改行
\r
キャリッジリターン
\t
水平タブ
\v
垂直タブ
\NNN
8 進数で表現したバイト NNN (数字 1 から 3 文字)
\xHH
16 進数で表現したバイト HH (英数字 1, 2 文字)
\uHHHH
16 進数で表現した Unicode (ISO/IEC 10646) スカラー値 HHHH (4文字)
\UHHHHHHHH
16 進数で表現した Unicode スカラー値 HHHHHHHH (8 文字)
%%
単一の % 文字
%b
ARGUMENT は '\' エスケープが解釈される文字列です。 ただし 8 進数は例外で \0 または \0NNN の書式になります。
%q
ARGUMENT はシェルの入力として再利用できる形式で出力されます。 印字不可の文字は POSIX $'' 記法でエスケープされます。

および、diouxXfeEgGcs のいずれかで終わる C 書式指定全て (ARGUMENT は最初に適切な型に変換されます)。可変幅も使用できます。

注意: 使用しているシェルによっては組み込みコマンドとして printf を持っている場合 があり、通常はここで記述しているバージョンより優先的に使用されます。シェルの 文書を参照してオプションなどの詳細を確認してください。

GNU coreutils のオンラインヘルプ: <http://www.gnu.org/software/coreutils/> printf の翻訳に関するバグは <http://translationproject.org/team/ja.html> に連絡してください。 完全な文書は <http://www.gnu.org/software/coreutils/printf> にあります。 ローカルでは info '(coreutils) printf invocation' で参照できます。

作者

作者 David MacKenzie。

著作権

Copyright © 2016 Free Software Foundation, Inc. ライセンス GPLv3+: GNU GPL version 3 or later <http://gnu.org/licenses/gpl.html>.
This is free software: you are free to change and redistribute it. There is NO WARRANTY, to the extent permitted by law.

関連項目

printf(3)

printf の完全なマニュアルは Texinfo マニュアルとして整備されている。もし、 info および printf のプログラムが正しくインストールされているならば、コマンド

info printf

を使用すると完全なマニュアルを読むことができるはずだ。

2016年2月 GNU coreutils