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REALPATH(1) ユーザーコマンド REALPATH(1)

名前

realpath - 絶対パスを表示する

書式

realpath [OPTION]... FILE...

説明

展開された絶対パスを表示します。 最後以外のパスの構成要素は存在していなければいけません。
-e, --canonicalize-existing
パスの構成要素が全て存在していなければならない
-m, --canonicalize-missing
パスの構成要素が存在している必要はない
-L, --logical
シンボリックリンクの前にある '..' 要素を展開する
-P, --physical
遭遇したシンボリックリンクを展開する (デフォルト)
-q, --quiet
ほとんどのエラーメッセージの出力を抑制する
--relative-to=FILE
FILE から見た相対パスを表示する
--relative-base=FILE
FILE 配下でない場合は絶対パスを表示する
-s, --strip, --no-symlinks
シンボリックリンクを展開しない
-z, --zero
行の区切りとして改行文字ではなく NUL を使用する
--help
この使い方を表示して終了する
--version
バージョン情報を表示して終了する

GNU coreutils のオンラインヘルプ: <http://www.gnu.org/software/coreutils/> realpath の翻訳に関するバグは <http://translationproject.org/team/ja.html> に連絡してください。 完全な文書は <http://www.gnu.org/software/coreutils/realpath> にあります。 ローカルでは info '(coreutils) realpath invocation' で参照できます。

作者

作者 Pádraig Brady。

著作権

Copyright © 2016 Free Software Foundation, Inc. ライセンス GPLv3+: GNU GPL version 3 or later <http://gnu.org/licenses/gpl.html>.
This is free software: you are free to change and redistribute it. There is NO WARRANTY, to the extent permitted by law.

関連項目

readlink(1), readlink(2), realpath(3)

realpath の完全なマニュアルは Texinfo マニュアルとして整備されている。もし、 info および realpath のプログラムが正しくインストールされているならば、コマンド

info realpath

を使用すると完全なマニュアルを読むことができるはずだ。

2016年2月 GNU coreutils