pthread_testcancel -
  処理待ちの取り消し要求の配送を要求する
#include <pthread.h>
void pthread_testcancel(void);
-pthread でコンパイルしてリンクする。
pthread_testcancel()
  を呼び出すと、呼び出したスレッド内に取り消し
  ポイント (cancellation point)
  が作成される。
  これにより、これ以外には取り消しポイントを含まないコードを実行して
  いるスレッドが取り消し要求に対応することができるようになる。
( 
pthread_setcancelstate(3) を使って)
  キャンセルが無効になっている
  場合や処理待ちの取り消し要求がない場合は、
  
pthread_testcancel() を
  呼び出しても何の影響もない。
返り値¶
この関数は値を返さない。この関数の呼び出しの結果、呼び出したスレッドが
  キャンセルされた場合、この関数が返ることはない。
エラー¶
この関数は常に成功する。
POSIX.1-2001.
pthread_cleanup_push(3) を参照。
関連項目¶
pthread_cancel(3), 
pthread_cleanup_push(3),
  
pthread_setcancelstate(3), 
pthreads(7)
この文書について¶
この man ページは Linux 
man-pages
  プロジェクトのリリース
  3.65 の一部
  である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は
  
http://www.kernel.org/doc/man-pages/
  に書かれている。