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FORTUNE(6) | Games Manual | FORTUNE(6) |
名称¶
fortune
—
おもしろくためになる格言を無作為に表示する
書式¶
[-aDefilosw
-m
pattern[
]
N%
]
file/dir/all解説¶
fortune
を引数なしで実行すると、無作為に選んだ格言を一つ表示します。
格言はいくつかの種類に分類されていて、それぞれの分類はさらに、
耳に痛いものとそうでないものとに分けられています。
オプションを以下に示します:
-a
- 耳に痛いものもそうでないものも、格言をすべて含めた
リストから選びます
(耳に痛いものについての詳細は
-o
オプションを参照してください)。 -D
- 更なるデバッグ出力を有効にします。 本オプションを複数回指定すると、出力が更に冗長になります。 -DDEBUG 付きでコンパイルされている場合のみ、利用可能です。
-e
- すべての fortune のファイルが同一サイズであることを仮定します (複数ファイルの扱いについての下記の解説を参照してください)。
-f
- 検索されるファイルの一覧を表示し、格言は表示しません。
-l
- 長めの格言に限ります。
-m
- 正規表現 pettern に合致する格言を表示します。 正規表現のパターンの記述方法については regex(3) を参照してください。
-o
- 耳に痛い格言に限り、
その中から選んで出力します。
ぜひ、ぜひ、ぜひとも、 耳に痛い格言を喜んで 受け入れられる気分であると心の底から確信しているときに限って、 耳に痛そうな格言を指定して下さい (そして、 もし受け入れられない気分のときなら、出てきた文言についてわれわれに 文句を言うことをせず、黙って
-o
オプションの使用を止めるはずですよね)。...人類愛について基本的かつ支配的な哲学を心に留めるよう にしよう、これは以下の言葉に簡潔にまとめられている: 心からの笑いは健康のためによい -- 必要とあらば全人類を 犠牲にしたとしても。--H. Allen Smith, "Rude Jokes" -s
- 短めの格言に限ります。
-i
-m
オプションで指定された (正規表現の) パターンについて、 大文字小文字の別を無視します。-w
- 終了前に、メッセージの文字数に応じた長さから算出される時間だけ停止します。 ログアウト手順に組み込んだ場合、 スクリーンがクリアされる前に メッセージを読み取る時間を確保するのに役に立ちます。
fortune funny not-funny
fortune 90% funny 10% not-funny
-e
オプションを指定すると、全てのファイルから均等に選び出します;
すなわち
fortune -e
fortune 50% funny 50% not-funny
関連ファイル¶
- /usr/games/fortune
- /usr/share/games/fortune/*
- fortune のデータベース
(名前が “-o”
で終るファイルには、
耳に痛い格言が含まれます)
関連項目¶
regcomp(3), regex(3), strfile(8)April 19, 1994 | Debian |