APT-SHOW-SOURCE.JA.1(1p) | User Contributed Perl Documentation | APT-SHOW-SOURCE.JA.1(1p) |
apt-show-source - ソースパッケージのリストを出力する
説明¶
このプログラムはソースパッケージに関する APT のリストと dpkg の状況ファイルを読み込み、 インストールされているものよりも大きいバージョンがあるすべてのパッケージを 表示します。
APT の sources.list の "deb" の項目が stable を指していて "deb-src" の項目が unstable を指している場合、これはとても有用でしょう。 unstable に例えばプログラム XXXX の新しいバージョンがある場合、 このプログラムを使うとそれを簡単に見付けることができます。
コマンドライン¶
省略可能な引数として、使用する DPKG の状況ファイル、APT の一覧のファイルや パッケージの名前を指定できます。 また、表示のためのオプションもあります。 すべてのソースパッケージの表示、冗長な表示、バージョンの表示、 コマンドラインのヘルプの表示などです。
引数¶
-stf FILE, --status-file=FILE¶
/var/lib/dpkg/status の 代わりに FILE からインストール済みのパッケージを 読み込みます。
-ld DIRECTORY, --list-dir=DIRECTORY¶
DIRECTORY で APT の一覧のファイルの PATH を指定する。 標準では /var/lib/apt/lists/ を使います。
-p PACKAGE, --package=PACKAGE¶
PACKAGE に関するインストール済みのパッケージとソースパッケージの バージョンの情報を出力します。
--version-only¶
--package と一緒に使うとバージョン番号だけが表示されます。
-a, --all¶
すべての利用可能なソースパッケージをバージョン番号と一緒に表示します。
-v, --verbose¶
冗長なメッセージを表示します。
-h, --help¶
コマンドラインヘルプを表示します。
作者¶
Dennis Schoen, dennis@debian.org
関連項目¶
apt(1), dpkg(1)
2021-01-03 | perl v5.32.0 |