lxc-cgroup(1) | lxc-cgroup(1) |
NAME¶
lxc-cgroup - コンテナに関係する control group の管理
SYNOPSIS¶
lxc-cgroup
{-n name} {state-object} [value]
説明¶
lxc-cgroup は、コンテナの cgroup の一致するサブシステム (例えば 'cpuset') の state-object (例えば 'cpuset.cpus') の値を取得したり、値を設定したりします。 [value] が指定されないときは、state-object の値を表示します。指定されている場合は値を設定します。
lxc-cgroup は state-object が実行中のカーネルで有効かどうかのチェックを行いません。 また、指定したサブシステムがマウントされた cgroup の階層構造に含まれているかどうかのチェックを行いません。
オプション¶
- state-object
- (cgroup の) 状態オブジェクト (state object) 名を指定します。
- [value]
- (cgroup の) 状態オブジェクト (state object) に設定する値を指定します。
共通オプション¶
ここで紹介するオプションは lxc コマンドの大部分で共通のものです。
- -?, -h, --help
- 通常より長い使い方のメッセージを表示します。
- --usage
- 使い方を表示します。
- -q, --quiet
- 出力を抑制します。
- -P, --lxcpath=PATH
- デフォルトと別のコンテナパスを使用します。デフォルトは /var/lib/lxc です。
- -o, --logfile=FILE
- 追加のログを FILE に出力します。デフォルトは出力しません。
- -l, --logpriority=LEVEL
- ログの優先度を LEVEL
に設定します。デフォルトの優先度は
ERROR
です。以下の値を設定可能です:
FATAL, ALERT, CRIT, WARN, ERROR, NOTICE, INFO, DEBUG, TRACE。
このオプションは追加のログファイルへのイベントログの優先度の設定である事に注意してください。stderr への ERROR イベントのログには影響しません。
- -n, --name=NAME
- NAME という名前でコンテナを識別します。コンテナ識別子のフォーマットは英数字の文字列です。
- --rcfile=FILE
- コンテナの仮想化、隔離機能の設定のための設定ファイルを指定します。
(lxc-create 経由で) 前もってコンテナが作られた際の設定ファイルが既にあった場合でも、このオプションが指定された場合は、指定した設定ファイルが使用されます。
- --version
- バージョン番号を表示します。
例¶
- lxc-cgroup -n foo devices.list
- 使用が許可されているデバイスを表示します。
- lxc-cgroup -n foo cpuset.cpus "0,3"
- コンテナにプロセッサ番号 0 と 3 のプロセッサを割り当てます。
診断¶
- The container was not found
- コンテナが実行されていません。
SEE ALSO¶
lxc(7), lxc-create(1), lxc-copy(1), lxc-destroy(1), lxc-start(1), lxc-stop(1), lxc-execute(1), lxc-console(1), lxc-monitor(1), lxc-wait(1), lxc-cgroup(1), lxc-ls(1), lxc-info(1), lxc-freeze(1), lxc-unfreeze(1), lxc-attach(1), lxc.conf(5)
2024-09-19 |