GETUSERSHELL(3) | Linux Programmer's Manual | GETUSERSHELL(3) |
名前¶
getusershell, setusershell, endusershell - 許可されたユーザーシェルを得る
書式¶
#include <unistd.h>
char *getusershell(void);
void setusershell(void);
void endusershell(void);
getusershell(), setusershell(), endusershell():
glibc 2.21 以降:
_DEFAULT_SOURCE
glibc 2.19 と 2.20:
_DEFAULT_SOURCE || (_XOPEN_SOURCE && _XOPEN_SOURCE < 500)
glibc 2.19 以前:
_BSD_SOURCE || (_XOPEN_SOURCE && _XOPEN_SOURCE < 500)
説明¶
getusershell() 関数は /etc/shells ファイルから (開く必要があればこのファイルを開いてから) 現在行の次の一行を返す。 返された行の中身は有効なユーザーシェルのうちの一つのパス名である。 (訳注. 一行に付き一つのシェルのパス名が書かれている。) もし /etc/shells が存在しないか、読み込み不可の場合には、 getusershell() は /bin/sh と /bin/csh がファイルに記されているかのようにふるまう。
setusershell() 関数は /etc/shells ファイルの ファイルポインターを先頭に戻す。
endusershell() 関数は /etc/shells ファイルを閉じる。
返り値¶
getusershell() 関数はファイルの終端では NULL を返す。
ファイル¶
/etc/shells
属性¶
この節で使用されている用語の説明については、 attributes(7) を参照。
インターフェース | 属性 | 値 |
getusershell(), setusershell(), endusershell() | Thread safety | MT-Unsafe |
準拠¶
4.3BSD.
関連項目¶
この文書について¶
この man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 5.10 の一部である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は https://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。
2016-03-15 | GNU |