STRCOLL(3) | Linux Programmer's Manual | STRCOLL(3) |
名前¶
strcoll - 現在のロケールを使用して二つの文字列を比較する
書式¶
#include <string.h>
int strcoll(const char *s1, const char *s2);
説明¶
strcoll() 関数は二つの文字列 s1 と s2 を比較する。 この関数は、s1 が s2 よりも小さいか、等しいか、大きいかによって それぞれ負の整数、0、正の整数を返す。 比較は、プログラムの現在のロケールの LC_COLLATE カテゴリーに応じて 解釈された文字列に基づいて行われる (setlocale(3) 参照)。
返り値¶
strcoll() 関数は、s1 が s2 よりも小さいか、等しいか、 大きいかによって、それぞれ負の整数、0、正の整数を返す。 どちらの文字列も現在のロケールに応じて解釈されたものが使用される。
属性¶
この節で使用されている用語の説明については、 attributes(7) を参照。
インターフェース | 属性 | 値 |
strcoll() | Thread safety | MT-Safe locale |
準拠¶
POSIX.1-2001, POSIX.1-2008, C89, C99, SVr4, 4.3BSD.
注意¶
POSIX および C ロケールにおいては、 strcoll() は strcmp(3) と等価である。
関連項目¶
bcmp(3), memcmp(3), setlocale(3), strcasecmp(3), strcmp(3), string(3), strxfrm(3)
この文書について¶
この man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 5.10 の一部である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は https://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。
2017-09-15 | GNU |