BASE64(1) | ユーザーコマンド | BASE64(1) |
名前¶
base64 - データを base64 エンコード/デコードして標準出力に表示する
書式¶
base64 [OPTION]... [FILE]
説明¶
ファイルまたは標準入力を Base64 エンコード/デコードして標準出力に出力します。
ファイルの指定がない場合や FILE が - の場合, 標準入力から読み込みを行います。
長いオプションで必須となっている引数は短いオプションでも必須です。
- -d, --decode
- データをデコードする
- -i, --ignore-garbage
- デコード時に非英数字を無視する
- -w, --wrap=COLS
- COLS 文字で改行を行う (デフォルト:76)。 0 を指定した場合、改行を行わない
- --help
- 使い方を表示して終了する
- --version
- バージョン情報を表示して終了する
データを RFC 4648 で定義された base64 アルファベットにエンコード、デコード します。デコード時には入力には正式な base64 アルファベットに加えて改行文字が 含まれている場合があります。入力ストリームに正式なアルファベット以外の バイトが含まれていて回復したい場合は --ignore-garbage を使用してください。
GNU coreutils のオンラインヘルプ: <https://www.gnu.org/software/coreutils/> 翻訳に関するバグは <https://translationproject.org/team/ja.html> に連絡してください。 詳細な文書 <https://www.gnu.org/software/coreutils/base64> (ローカルでは info '(coreutils) base64 invocation' で参照可能)。
作者¶
作者 Simon Josefsson。
著作権¶
Copyright © 2020 Free Software Foundation, Inc.
ライセンス GPLv3+: GNU GPL version 3 or later
<https://gnu.org/licenses/gpl.html>.
This is free software: you are free to change and redistribute it. There is NO
WARRANTY, to the extent permitted by law.
関連項目¶
base64 の完全なマニュアルは Texinfo マニュアルとして整備されている。もし、 info および base64 のプログラムが正しくインストールされているならば、コマンド
- info base64
を使用すると完全なマニュアルを読むことができるはずだ。
2021年5月 | GNU coreutils |