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GRUB-MKRESCUE(1) ユーザーコマンド GRUB-MKRESCUE(1)

名前

grub-mkrescue - GRUB レスキューイメージの生成

書式

grub-mkrescue [OPTION...] [OPTION] SOURCE...

説明

GRUB によりブート可能な CD-ROM、ディスク、ペンドライブ、フロッピーの各イメージを生成します。

GRUB ファイルを圧縮します。 [任意]
指定された DTB を埋め込みます。
DIR 配下のイメージとモジュールを使います。 [デフォルト=/usr/lib/grub/<platform>]
shim_lock 確認を無効にします。
FONTS をインストールします。 [デフォルト=unicode]
MODULES とその依存モジュールのみをインストールします。 [デフォルト=all]
署名チェックに対する公開鍵として FILE を埋め込みます。
[デフォルト=/usr/share/locale]
LOCALES のみをインストールします。 [デフォルト=all]
指定されたモジュール MODULES をプリロードします。
SBAT メタデータ。
THEMES をインストールします。 [デフォルト=starfield]
詳細メッセージ表示を行います。
ARCS (ビッグエンディアンの mips マシン、たいていは SGI) ブートを有効にします。 HFS+, APM, sparc64 は無効になります。 そして i386-pc に対するディスクイメージとして起動します。
コアイメージに対して用いる圧縮形式を選びます。
ラベルの背景色として COLOR を用います。
ラベルに対して COLOR を用います。
ラベルに対するフォントとして FILE を用います。
出力結果を FILE に保存します。 [必須]
製品名として STRING を用います。
製品バージョンとして STRING を用います。
ROM イメージを DIR に保存します。 [任意]
sparc ブートを有効にします。 HFS+, APM, ARCS は無効になります。 そして i386-pc のディスクイメージとしてブートします。
FILE を xorriso として用います。 [任意]
-?, --help
ヘルプ一覧を表示します。
簡単な使用方法を表示します。
プログラムバージョンを表示します。

ロングオプションにおいて必須の引数または任意の引数になっているものは、 ショートオプションにおいても同じく必須または任意です。

ブート可能な CD/USB/フロッピーイメージを生成します。 このプログラムに対するオプション以外の引数は xorriso に受け渡されます。 そこにはソースファイル、 ソースディレクトリなどがあります。 また `xorriso -as mkisofs -help' の出力に示される mkisofs のオプションも指定可能です。

オプション -- は xorriso のネイティブコマンドモードに切り替えます。

xorriso のサポートは <bug-xorriso@gnu.org> までメールしてください。

バグ報告

バグ報告は <bug-grub@gnu.org> までお願いします。

関連項目

grub-mkimage(1)

grub-mkrescue の完全なドキュメントは Texinfo マニュアルとしてメンテナンスされています。infogrub-mkrescue の両プログラムが適切にインストールされていれば、以下のコマンド

info grub-mkrescue

を実行して完全なマニュアルを参照できます。

2021/10 GRUB 2.06