GRUB-REBOOT(8) | システム管理ユーティリティー | GRUB-REBOOT(8) |
名前¶
grub-reboot - GRUB のデフォルトブート項目を設定します。 次回起動時に有効となります。
書式¶
grub-reboot [OPTION] MENU_ENTRY
説明¶
デフォルトのブートメニュー項目を設定します。 次回起動時に有効となります。
- -h, --help
- メッセージを表示して終了します。
- -V, --version
- バージョン情報を表示して終了します。
- --boot-directory=DIR
- GRUB イメージが /boot/grub ディレクトリではなく DIR/grub にあるものとします。
MENU_ENTRY は数値、メニュー項目のタイトル、メニュー項目の識別子です。 サブメニューやサブサブメニューにあるメニュー項目には、 サブメニュー内容とそのメニュー項目内容の指定が必要になる点を忘れないでください。 タイトルは大なり記号 (>) を使って区切り、 空白は含めません。 使用するシェルによっては、 > を含む文字列はエスケープが必要になる場合があります。 このことに関しての詳細は、 GRUB マニュアルの 'default' コマンドに関するセクションに説明されています。
注意: 環境ブロックが MDRAID 上や LVM 上に保存されているような場合に、 そこへの書き込みができなくなる可能性があるため、 再起動後であっても、 選択実行したブートメニュー項目は、 デフォルトとして保持されるようにしてください。
バグ報告¶
バグ報告は <bug-grub@gnu.org> までお願いします。
関連項目¶
grub-set-default(8), grub-editenv(1)
grub-reboot の完全なドキュメントは Texinfo マニュアルとしてメンテナンスされています。info と grub-reboot の両プログラムが適切にインストールされていれば、以下のコマンド
- info grub-reboot
を実行して完全なマニュアルを参照できます。
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