NULL(4) | Linux Programmer's Manual | NULL(4) |
名前¶
null, zero - データの掃きだめ
説明¶
スペシャルファイル /dev/null または /dev/zero に書かれたデータは捨てられる。
/dev/null を読むと常に end of file が返され (つまり、 read(2) は 0 を返す)、対照的 に /dev/zero を読むと常にバイト数 0 ('\0' 文字) が返される。
これらのデバイスは通常次のように作られる:
mknod -m 666 /dev/null c 1 3 mknod -m 666 /dev/zero c 1 5 chown root:root /dev/null /dev/zero
ファイル¶
/dev/null
/dev/zero
注意¶
これらのデバイスが全てのユーザーに対して読み書き可能でない場合、 多くのプログラムの動作がおかしくなるだろう。
Since Linux 2.6.31, reads from /dev/zero are interruptible by signals. (This change was made to help with bad latencies for large reads from /dev/zero.)
関連項目¶
この文書について¶
この man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 5.10 の一部である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は https://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。
2015-07-23 | Linux |