SQRT(3) | Linux Programmer's Manual | SQRT(3) |
名前¶
sqrt, sqrtf, sqrtl - 平方根関数
書式¶
#include <math.h>
double sqrt(double x); float sqrtf(float x); long double sqrtl(long double x);
-lm でリンクする。
sqrtf(), sqrtl():
|| /* Since glibc 2.19: */ _DEFAULT_SOURCE
|| /* Glibc versions <= 2.19: */ _BSD_SOURCE || _SVID_SOURCE
説明¶
これらの関数は x の平方根のうち負でない方の値を返す。
返り値¶
成功すると、これらの関数は x の平方根を返す。
x が NaN の場合、NaN が返される。
x が +0 (-0) の場合、+0 (-0) が返される。
x が正の無限大の場合、正の無限大が返される。
x が 0 未満の場合、領域エラー (domain error) が発生し、 NaN が返される。
エラー¶
これらの関数を呼び出した際にエラーが発生したかの判定方法についての情報は math_error(7) を参照のこと。
以下のエラーが発生する可能性がある。
- 領域エラー (domain error): x が 0 未満
- errno に EDOM が設定される。 不正 (invalid) 浮動小数点例外 (FE_INVALID) が上がる。
属性¶
この節で使用されている用語の説明については、 attributes(7) を参照。
インターフェース | 属性 | 値 |
sqrt(), sqrtf(), sqrtl() | Thread safety | MT-Safe |
準拠¶
C99, POSIX.1-2001, POSIX.1-2008.
double 版の関数は SVr4, 4.3BSD, C89 にも準拠している。
関連項目¶
この文書について¶
この man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 5.10 の一部である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は https://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。
2017-09-15 |