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WCSSTR(3) Linux Programmer's Manual WCSSTR(3)

名前

wcsstr - ワイド文字文字列中の部分文字列の位置を特定する

書式

#include <wchar.h>
wchar_t *wcsstr(const wchar_t *haystack, const wchar_t *needle);

説明

wcsstr() 関数は、 strstr(3) 関数に対応するワイド文字文字列である。 この関数はワイド文字文字列 needle (終端のヌルワイド文字 (L'\0') は含まない) が、ワイド文字文字列 haystack の部分文字列 として最初に現われる位置を探す。

返り値

wcsstr() 関数は、haystack 中に needle が現われた最初の 位置を返す。needlehaystack の部分文字列でなければ NULL を返す。

以下の特殊な場合に注意すること: needle が空のワイド文字文字列な らば、返り値は常に haystack 自身となる。

属性

この節で使用されている用語の説明については、 attributes(7) を参照。

インターフェース 属性
wcsstr() Thread safety MT-Safe

準拠

POSIX.1-2001, POSIX.1-2008, C99.

関連項目

strstr(3), wcschr(3)

この文書について

この man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 5.10 の一部である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は https://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。

2019-03-06 GNU