- bookworm 1:4.13+dfsg1-1+b1
- testing 1:4.16.0-5
- unstable 1:4.16.0-7
- experimental 1:4.17.0~rc1-1
GPASSWD(1) | General Commands Manual | GPASSWD(1) |
名前¶
gpasswd - /etc/groupファイルを管理する
書式¶
gpasswd group
gpasswd -a user group
gpasswd -d user group
gpasswd -R group
gpasswd -r group
gpasswd [-A user,...] [-M user,...]
group
説明¶
gpasswd は /etc/group ファイル (および SHADOWGRP を定義してコンパイルした時は /etc/gshadow ファイル) の管理に用いられる。 各グループには、管理者・メンバー・パスワードを設定できる。 システム管理者は、 -A オプションを使ってグループ管理者 (複数でも可) を定義したり、 -M オプションを使ってメンバーを定義したりでき、 各グループの管理者・メンバーと同等の特権を持つ。
グループ管理者は、-a オプションを用いてユーザを追加したり、 -d オプションを用いてユーザを削除したりできる。 管理者は -r オプションを用いてグループパスワードを削除できる。 パスワードが設定されていない時は、 グループのメンバーのみが newgrp(1) を用いてグループの一員になれる。 オプション -R を指定すると、 newgrp(1) コマンドを用いたグループへのアクセスはできなくなる。
グループの管理者がグループ名のみを指定して gpasswd コマンドを実行した場合は、 パスワードの入力を求められる。 パスワードが設定されている場合でも、 メンバーはパスワードなしで newgrp(1) コマンドを使えるが、 メンバーでない人はパスワードを入力しなくてはならない。
ファイル¶
/etc/group -
グループ情報
/etc/gshadow - shadow
されたグループ情報
関連項目¶
著者¶
Rafal Maszkowski <rzm@pdi.net>