LOCALE::PO4A::POD.3PM(1) | User Contributed Perl Documentation | LOCALE::PO4A::POD.3PM(1) |
名前¶
Locale::Po4a::Pod - PO ファイルと POD データの変換
書式¶
use Locale::Po4a::Pod; my $parser = Locale::Po4a::Pod->new(); # 標準入力からPODを読み、標準出力に書き出す。 $parser->parse_from_filehandle; # file.podからPODを読み、file.txtに書き出す。 $parser->parse_from_file ('file.pod', 'file.txt');
説明¶
Locale::Po4a::Pod は、POD フォーマット (Perl のドキュメント用に用意された言語) のドキュメントをほかの [自然] 言語へ翻訳するのを助けるモジュールです。
新しい SimplePod という構文解析器が使えるようになりました。現在のPodモジュールに変えて使うことをご検討ください。何か不具合に遭遇したら、ご報告いただけますと幸甚です。
上記の警告伝文は一過的な期間表示されます。無効にするには "no-warn-simple" オプションを設定してください。
このモジュールの状態¶
このモジュールは岩のように安定していると思いますが、/usr/lib/perl5/Tk/MainWindow.pod (とその他のページ。以下参照) には、たった一つ以下のような既知のバグがあります:
C<" #n">
残念ながら、po4a のバージョンでは、折り返しにより空白で分割されてしまいました。その結果、オリジナルバージョンでは、man に以下を含みます。
" #n"
私のところでは以下を含みます。
"" #n""
このロジックにより C<foobar> が "foobar" に書き換えられてしまいます。
(564ページ中、)筆者の手元でこの問題を抱えているページの完全な一覧は以下の通り(なお、折り返す行の選択にも依ります)。
/usr/lib/perl5/Tk/MainWindow.pod /usr/share/perl/5.8.0/overload.pod /usr/share/perl/5.8.0/pod/perlapi.pod /usr/share/perl/5.8.0/pod/perldelta.pod /usr/share/perl/5.8.0/pod/perlfaq5.pod /usr/share/perl/5.8.0/pod/perlpod.pod /usr/share/perl/5.8.0/pod/perlre.pod /usr/share/perl/5.8.0/pod/perlretut.pod
内部構造¶
Pod::Parser の派生クラスと同様に、Locale::Po4a::Pod は同じメソッドとインターフェースをサポートしています。すべての詳細は Pod::Parser を参照してください。簡単に言うと、"Locale::Po4a::Pod->new()" で新しいパーサを作成し、parse_from_filehandle() と parse_from_file() のどちらかを呼び出します。
関連項目¶
Pod::Parser, Locale::Po4a::Man(3pm), Locale::Po4a::TransTractor(3pm), po4a(7)
著者¶
Denis Barbier <barbier@linuxfr.org> Martin Quinson (mquinson#debian.org)
訳者¶
倉澤 望 <nabetaro@debian.or.jp> Debian JP Documentation ML <debian-doc@debian.or.jp>
著作権とライセンス¶
Copyright © 2002 SPI, Inc.
本プログラムは自由ソフトウェアです。GPL v2.0以降の条項に基づき再頒布と変更を行えます(COPYINGファイルを参照)。
2025-09-14 | perl v5.40.1 |