名前¶

gluProject オブジェクト座標系をウィンドウ座標系にマップする

書式¶

GLint gluProject( GLdouble objX,

	GLdouble  objY,
	GLdouble  objZ,
	const GLdouble  *model,
	const GLdouble  *proj,
	const GLint  *view,
	GLdouble*  winX,
	GLdouble*  winY,
	GLdouble*  winZ )

$$

引き数¶

objX, objY, objZ

オブジェクト座標を指定する。

model

現在のモデルビュー行列を指定する(glGetDoublev 関数で得られる形式)。

proj

現在の射影行列を指定する(glGetDoublev 関数で得られる形式)。

view

現在のビューポートを指定する(glGetIntegerv 関数で得られる形式)。

winX, winY, winZ

算出されたウィンドウ座標が返される。

説明¶

gluProject は指定されたオブジェクト座標を、 model, proj, view を使ってウィンドウ座標に変換する。 変換結果は winX, winY, winZ に格納される。 返り値 GL_TRUE は成功を表し、返り値 GL_FALSE は 失敗を表す。 座標を計算は次のように行う。 まず $v=(\mathrm{objX},\mathrm{objY},\mathrm{objZ},\mathrm{1.0)}$ で 4 行 1 列の行列を作る。 次に gluProject で $v^{\prime }$ を次のように計算する: $v^{\prime }=P\times M\times v$ ここで、 $P$ は現在の射影行列 proj, $M$ は現在の モデルビュー行列 model である(どちらも $4\times 4$ 行列で、 列要素が連続の配列となる)。 ' $\times$ ' は行列の積を表す。 すると、ウィンドウ座標は次のように算出される: $\mathrm{winX}=\mathrm{view}\mathrm{(0)}+\mathrm{view}\mathrm{(2)}*{\mathrm{(v}}^{\prime }\mathrm{(0)}+\mathrm{1)}/2$ $\mathrm{winY}=\mathrm{view}\mathrm{(1)}+\mathrm{view}\mathrm{(3)}*{\mathrm{(v}}^{\prime }\mathrm{(1)}+\mathrm{1)}/2\mathrm{.EN}\mathrm{.sp}\mathrm{.EQ}\mathrm{winZ}={\mathrm{(v}}^{\prime }\mathrm{(2)}+\mathrm{1)}/2$

関連項目¶

glGet, gluUnProject