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GPASSWD(1) General Commands Manual GPASSWD(1)

名前

gpasswd - /etc/groupファイルを管理する

書式

gpasswd group
gpasswd -a user group
gpasswd -d user group
gpasswd -R group
gpasswd -r group
gpasswd [-A user,...] [-M user,...] group

説明

gpasswd は /etc/group ファイル (および SHADOWGRP を定義してコンパイルした時は /etc/gshadow ファイル) の管理に用いられる。 各グループには、管理者・メンバー・パスワードを設定できる。 システム管理者は、 -A オプションを使ってグループ管理者 (複数でも可) を定義したり、 -M オプションを使ってメンバーを定義したりでき、 各グループの管理者・メンバーと同等の特権を持つ。

グループ管理者は、-a オプションを用いてユーザを追加したり、 -d オプションを用いてユーザを削除したりできる。 管理者は -r オプションを用いてグループパスワードを削除できる。 パスワードが設定されていない時は、 グループのメンバーのみが newgrp(1) を用いてグループの一員になれる。 オプション -R を指定すると、 newgrp(1) コマンドを用いたグループへのアクセスはできなくなる。

グループの管理者がグループ名のみを指定して gpasswd コマンドを実行した場合は、 パスワードの入力を求められる。 パスワードが設定されている場合でも、 メンバーはパスワードなしで newgrp(1) コマンドを使えるが、 メンバーでない人はパスワードを入力しなくてはならない。

ファイル

/etc/group - グループ情報
/etc/gshadow - shadow されたグループ情報

関連項目

newgrp(1), groupadd(8), groupdel(8), groupmod(8), grpck(8)

著者

Rafal Maszkowski <rzm@pdi.net>