NOHUP(1) | ユーザーコマンド | NOHUP(1) |
名前¶
nohup - ハングアップシグナルの影響を受けずコマンドを実行する (出力は端末以外に行う)書式¶
nohup COMMAND [ARG]...nohup OPTION
説明¶
HUP シグナルを無視するように設定して COMMAND を実行します。- --help
- この使い方を表示して終了する
- --version
- バージョン情報を表示して終了する
標準入力が端末の場合、 読み込み不可のファイルからリダイレクトされます。 標準出力が端末の場合、出力は、可能であれば 'nohup.out' に、 そうでなければ '$HOME/nohup.out' に追加されます。 標準エラー出力が端末の場合、標準出力にリダイレクトされます。 出力を FILE に保存したい場合は 'nohup COMMAND > FILE' を使用してください。
注意: 使用しているシェルによっては組み込みコマンドとして nohup を持っている場合 があり、通常はここで記述しているバージョンより優先的に使用されます。シェルの 文書を参照してオプションなどの詳細を確認してください。
GNU coreutils のオンラインヘルプ: <http://www.gnu.org/software/coreutils/> nohup の翻訳に関するバグは <http://translationproject.org/team/ja.html> に連絡してください。 完全な文書は <http://www.gnu.org/software/coreutils/nohup> にあります。 ローカルでは info '(coreutils) nohup invocation' で参照できます。
作者¶
作者 Jim Meyering。著作権¶
Copyright © 2016 Free Software Foundation, Inc. ライセンス GPLv3+: GNU GPL version 3 or later <http://gnu.org/licenses/gpl.html>.This is free software: you are free to change and redistribute it. There is NO WARRANTY, to the extent permitted by law.
関連項目¶
nohup の完全なマニュアルは Texinfo マニュアルとして整備されている。もし、 info および nohup のプログラムが正しくインストールされているならば、コマンド- info nohup
を使用すると完全なマニュアルを読むことができるはずだ。
2016年2月 | GNU coreutils |