NOHUP(1) | ユーザーコマンド | NOHUP(1) |
名前¶
nohup - ハングアップシグナルの影響を受けずコマンドを実行する (出力は端末以外に行う)
書式¶
nohup COMMAND [ARG]...
nohup OPTION
説明¶
HUP シグナルを無視するように設定して COMMAND を実行します。
標準入力が端末の場合、 読み込み不可のファイルからリダイレクトされます。 標準出力が端末の場合、出力は、可能であれば 'nohup.out' に、 そうでなければ '$HOME/nohup.out' に追加されます。 標準エラー出力が端末の場合、標準出力にリダイレクトされます。 出力を FILE に保存したい場合は 'nohup COMMAND > FILE' を使用してください。
注意: 使用しているシェルによっては組み込みコマンドとして nohup を持っている 場合があり、通常はここで説明しているバージョンより優先的に使用されます。 シェルの文書を参照してオプションなどの詳細を確認してください。
GNU coreutils のオンラインヘルプ: <https://www.gnu.org/software/coreutils/> 翻訳に関するバグは <https://translationproject.org/team/ja.html> に連絡してください。 詳細な文書 <https://www.gnu.org/software/coreutils/nohup> (ローカルでは info '(coreutils) nohup invocation' で参照可能)。
作者¶
作者 Jim Meyering。
著作権¶
Copyright © 2020 Free Software Foundation, Inc.
ライセンス GPLv3+: GNU GPL version 3 or later
<https://gnu.org/licenses/gpl.html>.
This is free software: you are free to change and redistribute it. There is NO
WARRANTY, to the extent permitted by law.
関連項目¶
nohup の完全なマニュアルは Texinfo マニュアルとして整備されている。もし、 info および nohup のプログラムが正しくインストールされているならば、コマンド
- info nohup
を使用すると完全なマニュアルを読むことができるはずだ。
2021年5月 | GNU coreutils |