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CONJ(3) Linux Programmer's Manual CONJ(3)

名前

conj, conjf, conjl - 複素共役を計算する

書式

#include <complex.h>

double complex conj(double complex z);
float complex conjf(float complex z);
long double complex conjl(long double complex z);

-lm でリンクする。

説明

conj() 関数は z の複素共役を返す。 その値は虚部の符号を反転して得られる。

次の関係が成立する:


cabs(z) = csqrt(z * conj(z))

バージョン

これらの関数は glibc バージョン 2.1 で初めて登場した。

属性

マルチスレッディング (pthreads(7) 参照)

関数 conj(), conjf(), conjl() はスレッドセーフである。

準拠

C99.

関連項目

cabs(3), csqrt(3), complex(7)

この文書について

この man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 3.79 の一部 である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は http://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。

2013-06-21