STRXFRM(3) | Linux Programmer's Manual | STRXFRM(3) |
名前¶
strxfrm - 文字列の変換
書式¶
#include <string.h>
size_t strxfrm(char *dest, const char *src, size_t n);
説明¶
strxfrm() 関数は、文字列 src に対して、次のような変換を行う。 変換は、ある二つの文字列に対して、それぞれを strxfrm() で変換 した文字列に対して strcmp(3) を行った結果が、 変換を行わずにstrcoll(3) を行った結果と同じとなるように行う。 変換された文字列の先頭から n バイト分が dest に代入される。 変換は、プログラムの現在のロケールのカテゴリー LC_COLLATE に 基づいて行われる (setlocale(3) を参照)。
返り値¶
strxfrm() 関数は、変換された文字列を dest に代入するときに 必要なバイト数から、終端のヌルバイト ('\0') の分を 引いたものを返す。もし返り値が n 以上の場合、 dest の内容は不定となる。
属性¶
この節で使用されている用語の説明については、 attributes(7) を参照。
インターフェース | 属性 | 値 |
strxfrm() | Thread safety | MT-Safe locale |
準拠¶
POSIX.1-2001, POSIX.1-2008, C89, C99, SVr4, 4.3BSD.
関連項目¶
bcmp(3), memcmp(3), setlocale(3), strcasecmp(3), strcmp(3), strcoll(3), string(3)
この文書について¶
この man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 5.10 の一部である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は https://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。
2019-03-06 | GNU |