WCWIDTH(3) | Linux Programmer's Manual | WCWIDTH(3) |
名前¶
wcwidth - ワイド文字が必要とするカラム数を調べる
書式¶
#define _XOPEN_SOURCE #include <wchar.h>
int wcwidth(wchar_t c);
説明¶
wcwidth() 関数は、ワイド文字 c を表現するために必要なカラム 数を返す。c が印刷可能文字ならば、この値は 0 以上である。 c がヌルワイド文字 (L'\0') ならば、値は 0 である。 それ以外の場合には -1 が返される。
返り値¶
wcwidth() 関数は、c の表現に必要なカラム数を返す。
属性¶
この節で使用されている用語の説明については、 attributes(7) を参照。
インターフェース | 属性 | 値 |
wcwidth() | Thread safety | MT-Safe locale |
準拠¶
POSIX.1-2001, POSIX.1-2008.
glibc 2.2.5 以前では以下のプロトタイプ宣言が使用されていたことに 注意すること。
int wcwidth(wint_t c);
注意¶
wcwidth() の動作は、現在のロケールの LC_CTYPE カテゴリーに依存する。
関連項目¶
この文書について¶
この man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 5.10 の一部である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は https://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。
2019-03-06 | GNU |