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NICE(1) ユーザーコマンド NICE(1)

名前

nice - 変更したスケジューリング優先度でプログラムを実行する

書式

nice [OPTION] [COMMAND [ARG]...]

説明

優先度を指定して COMMAND を実行します。優先度はプロセススケジュールに 影響を与えます。COMMAND を指定しない場合、現在の優先度を表示します。 優先度値の範囲は -20 (このプロセスが最高優先) から 19 (このプロセスが 最低優先) です。

長いオプションで必須となっている引数は短いオプションでも必須です。

優先度に整数値 N を加える (デフォルト: 10)
この使い方を表示して終了する
バージョン情報を表示して終了する

注意: 使用しているシェルによっては組み込みコマンドとして nice を持っている場合 があり、通常はここで記述しているバージョンより優先的に使用されます。シェルの 文書を参照してオプションなどの詳細を確認してください。

GNU coreutils のオンラインヘルプ: <http://www.gnu.org/software/coreutils/> nice の翻訳に関するバグは <http://translationproject.org/team/ja.html> に連絡してください。 完全な文書は <http://www.gnu.org/software/coreutils/nice> にあります。 ローカルでは info '(coreutils) nice invocation' で参照できます。

作者

作者 David MacKenzie。

著作権

Copyright © 2016 Free Software Foundation, Inc. ライセンス GPLv3+: GNU GPL version 3 or later <http://gnu.org/licenses/gpl.html>.
This is free software: you are free to change and redistribute it. There is NO WARRANTY, to the extent permitted by law.

関連項目

nice(2), renice(1)

nice の完全なマニュアルは Texinfo マニュアルとして整備されている。もし、 info および nice のプログラムが正しくインストールされているならば、コマンド

info nice

を使用すると完全なマニュアルを読むことができるはずだ。

2016年2月 GNU coreutils