personality -
プロセスを実行するドメインを設定する
#include <sys/personality.h>
int personality(unsigned long persona);
Linux
は、プロセス毎の異なる実行ドメイン、すなわち
パーソナリティ (personality)
をサポートしている。
実行ドメインは Linux
にシグナル番号にどのシグナルを割り付けるかを
教えたりする。また、実行ドメイン・システムにより、
Linux は他の UNIX
風のオペレーティング・システムでコンパイルされた
バイナリに対する限定的なサポートを提供している。
personality () 関数は、
persona が
0xffffffff の場合は現在の
パーソナリティ
を返す。
それ以外の場合、
persona
により参照される実行ドメインを、
呼び出し元のプロセスの新しい実行ドメインとする。
返り値¶
成功した場合、以前の
persona
が返される。エラーの場合は、-1
が返され、
errno
が適切に設定される。
エラー¶
- EINVAL
- カーネルがパーソナリティを変更できなかった。
personality() は Linux
固有であり、移植を意図したプログラムで使用すべきではない。
この文書について¶
この man ページは Linux
man-pages
プロジェクトのリリース
3.41 の一部
である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は
http://www.kernel.org/doc/man-pages/
に書かれている。