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MQ_CLOSE(3) Linux Programmer's Manual MQ_CLOSE(3)

名前

mq_close - メッセージキュー記述子をクローズする

書式

#include <mqueue.h>

int mq_close(mqd_t mqdes);

-lrt でリンクする。

説明

mq_close() はメッセージキュー記述子 (message queue descriptor) mqdes をクローズする。

呼び出し元のプロセスが mqdes 経由でこのメッセージキューに通知要求 (notification request) を設定している場合、通知要求は削除され、他のプロセスがそのキューに 対して通知要求を設定できるようになる。

返り値

成功すると、 mq_close() は 0 を返す。エラーの場合、-1 を返し、 errno にエラーを示す値を設定する。

エラー

mqdes に指定されたディスクリプターが不正である。

属性

マルチスレッディング (pthreads(7) 参照)

関数 mq_close() はスレッドセーフである。

準拠

POSIX.1-2001.

注意

プロセス終了時、もしくは execve(2) 実行時に、全てのオープンされたメッセージキューは自動的にクローズされる。

関連項目

mq_getattr(3), mq_notify(3), mq_open(3), mq_receive(3), mq_send(3), mq_unlink(3), mq_overview(7)

この文書について

この man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 3.79 の一部 である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は http://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。

2014-06-13 Linux