AUTOSCAN(1) | ユーザーコマンド | AUTOSCAN(1) |
名前¶
autoscan - 初期の configure.ac を生成
書式¶
autoscan [OPTION]... [SRCDIR]
説明¶
SRCDIR をルートとしてディレクトリツリー内のソースファイルを調べます。また未指定の場合はカレントディレクトリを調べます。ソースファイルに対して共通的な移植性に関する問題を調べて、'configure.ac' に不備がないかをチェックします。そして 'configure.scan' ファイルを生成します。このファイルはそのパッケージに対する初期の 'configure.ac' です。
- -h, --help
- このヘルプを表示して終了します。
- -V, --version
- バージョン番号を表示して終了します。
- -v, --verbose
- 詳細な報告を出力します。
- -d, --debug
- 一時ファイルを削除しません。
ライブラリディレクトリ:¶
- -B, --prepend-include=DIR
- 検索パスを DIR とします。
- -I, --include=DIR
- 検索パスに DIR を追加します。
著者¶
David J. MacKenzie, Akim Demaille
バグ報告¶
バグ報告は
<bug-autoconf@gnu.org>
までご連絡ください。
GNU Autoconf ホームページ:
<https://www.gnu.org/software/autoconf/>
GNU
ソフトウェアの全般的なヘルプ:
<https://www.gnu.org/gethelp/>
著作権¶
Copyright © 2021 Free Software Foundation, Inc. License
GPLv3+/Autoconf: GNU GPL version 3 or later
<https://gnu.org/licenses/gpl.html>,
<https://gnu.org/licenses/exceptions.html>
This is free software: you are free to change and redistribute it. There is NO
WARRANTY, to the extent permitted by law.
関連項目¶
autoconf(1), automake(1), autoreconf(1), autoupdate(1), autoheader(1), autoscan(1), config.guess(1), config.sub(1), ifnames(1), libtool(1).
autoscan の完全なドキュメントは Texinfo マニュアルとしてメンテナンスされています。info と autoscan の両プログラムが適切にインストールされていれば、以下のコマンド
- info autoscan
を実行して完全なマニュアルを参照できます。
2021年1月 | GNU Autoconf 2.71 |